黒田武一郎 : ウィキペディア(Wikipedia)

黒田 武一郎(くろだ ぶいちろう、1960年〈昭和35年〉2月20日 - )は、日本の自治・総務官僚。宮内庁次長。

熊本県副知事、総務省大臣官房長、総務省自治財政局長、消防庁長官、総務審議官(自治行政担当)、総務事務次官などを歴任。

人物・経歴

兵庫県尼崎市出身。灘高等学校を経て霞が関ふるさと記 経産省の立岡事務次官は灘OB現代ビジネス、1982年東京大学法学部卒業、自治省入省。入省同期に元農水副大臣の礒崎陽輔がいる。広島市商工課長、財政課長、地方公務員災害補償基金審査課次長、熊本県財政課長。財政局が長く財政局調整室課長補佐、地方債課課長補佐、地方債課理事官、財政課財政企画官を務めた。その後熊本県総務部長、副知事として5年在職し熊本県では8年間勤務した。総務省自治財政局財政課財政企画官兼総務省大臣官房参事官、総務省自治財政局交付税課長、地方債課長、自治行政局地域政策課長、総務省自治財政局財政課長兼消防庁国民保護・防災部参事官、自治大学校副校長兼総務省大臣官房審議官、総務省大臣官房審議官(財政制度・財務担当)等を経て「自治大TOPICS」総務省「地方交付税を考える―制度への理解と財政運営の視点」紀伊國屋書店、2013年内閣官房内閣審議官(内閣官房副長官補付) 命 内閣官房社会保障改革担当室審議官 命 内閣官房原子力規制組織等改革推進室長 命 内閣官房国土強靱化推進室審議官「総務省人事平成25年8月2日」総務省。2015年7月31日総務省大臣官房長。2016年6月17日総務省自治財政局長「総務次官に佐藤氏を決定 総務審議官は福岡氏」日本経済新聞2016/6/14 11:58。2018年消防庁長官「総務次官に鈴木氏 山田氏は女性初の次官級」日本経済新聞2019/7/2 10:26。2019年総務審議官。同年総務事務次官「総務次官に黒田氏」時事通信2019年12月20日19時46分。2021年東北新社役職員による総務省幹部接待問題で倫理監督を巡り厳重注意。同年今度はNTTによる接待を巡り訓告処分総務省の違反会食78件 関与の32人、減給や訓告処分毎日新聞2021/6/4 16:20。2022年退官、野村証券顧問国家公務員法第106条の25第1項等の規定に基づく報告の概要(令和4年10月1日〜同年12月31日分) 人事院 令和5年3月24日(PDF)。

2023年(令和5年)12月19日、宮内庁次長に就任。

年譜

著書

  • 『時のはざまに』熊本日日新聞社 2011年
  • 『地方交付税を考える―制度への理解と財政運営の視点』ぎょうせい 2018年

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/10/01 15:27 UTC (変更履歴
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