瀬川純子 : ウィキペディア(Wikipedia)

瀬川 純子(せがわ すみこ、旧姓:江戸(えど)、1939年(昭和14年)4月29日 - 2015年(平成27年)4月25日)は、日本のヴィオラ奏者、桐朋学園大学名誉教授。水戸室内管弦楽団メンバー。

人物

三井不動産社長を務めた江戸英雄の次女として生まれる。数え年四つの頃からピアノを習い、母・弘子も講師を務めた子供のための音楽教室で学ぶ。

1959年桐朋学園短期大学(現:桐朋学園大学音楽学部)管弦打楽器専攻を卒業。齋藤秀雄等に師事する。プロ・ムジカ弦楽四重奏団に参加し、1962年度の毎日芸術賞を受賞する。

小児科医の瀬川昌也との結婚後も仕事を続け、1971年桐朋学園大学音楽学部講師、その後助教授、教授を歴任。また水戸室内管弦楽団などで活躍し、多くの弟子を育てた「訃報:江戸純子さん 75歳 ビオラ奏者、桐朋学園大名誉教授」『毎日新聞』19頁 2015年4月27日。

2015年4月25日、肺腺癌により死去。75歳没。

ヴァイオリニストの瀬川祥子は長女。

受賞

  • 1962年 - 毎日芸術賞
  • 1972年 - 芸術選奨
  • 1992年 - 飛騨石川音楽大賞奨励賞
  • 1994年 - 飛騨石川音楽大賞芸術祭賞
  • 1994年 - 中島健蔵音楽賞

参考文献

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/06/22 10:39 UTC (変更履歴
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