矢野亮 : ウィキペディア(Wikipedia)
矢野 亮(やの りょう、1910年(明治43年)3月6日 - 1986年(昭和61年)7月24日)は昭和期の作詞家。本名三上好雄。
経歴
茨城県下館市出身。明治大学商学部卒業。
キングレコードのディレクターから作詞家になった。小畑実「星影の小径」、津村謙・吉岡妙子「あなたと共に」、若原一郎「おーい中村君」、三橋美智也「リンゴ村から」、「夕焼けとんび」など多くの曲を作詞した。
他のペンネームには、哥川欣也、鈴木尭、三上好生、三上好雄がある。
代表曲
- 『港に赤い灯がともる』(昭和22年6月)[八洲秀章作曲、歌:岡晴夫]
- 『星影の小径』(昭和25年4月)[利根一郎作曲、歌:小畑実]
- 『山の端に月が出る頃』(昭和26年6月)[利根一郎作曲、歌:小畑実]
- 『待ちましょう』(昭和28年10月)[渡久地政信作曲、歌:津村謙]
- 『真室川ブギ』(昭和29年2月)[山形県民謡、歌:林伊佐緒]
- 『あなたと共に』(昭和29年11月)[吉田矢健治作曲、歌:津村謙、吉岡妙子]
- 『喫茶店の片隅で』(昭和30年4月)[中野忠晴作曲、歌:松島詩子]
- 『島の船唄』(昭和30年11月)[渡久地政信作曲、歌:三橋美智也]
- 『リンゴ村から』(昭和31年5月)[林伊佐緒作曲、歌:三橋美智也]
- 『お花ちゃん』(昭和31年10月)[吉田矢健治・小町昭作曲、歌:三橋美智也、斉藤京子]
- 『流れのジプシー娘』(昭和31年12月)[飯田三郎作曲、歌:大津美子]
- 『あン時ゃどしゃ降り』(昭和32年9月)[佐伯としを作曲、歌:春日八郎]
- 『夕焼けとんび』(昭和33年3月)[吉田矢健治作曲、歌:三橋美智也]
- 『おーい中村君』(昭和33年8月)[中野忠晴作曲、歌:若原一郎]
- 『海猫の啼く波止場』(昭和33年11月)[林伊佐緒作曲、歌:春日八郎]
- 『アイヨ何だい三郎君』(昭和34年3月)[中野忠晴作曲、歌:若原一郎]
- 『あれから十年たったかなァ』(昭和34年3月)[春日八郎作曲、歌:春日八郎]
- 『唐獅子牡丹』(昭和41年1月)[水城一狼作詞・作曲、歌:高倉健]
- 『泣きむし流し唄』(昭和49年)[林伊佐緒作曲、歌:春日八郎]
- 『弘前の女/柳川の女』(昭和51年)[三橋美智也・細川潤一作曲、歌:三橋美智也]
- 『瞼の中に故里が』(昭和53年)[徳久広司作曲、歌:三橋美智也]
- 『恋の風紋』(昭和53年)[山口俊郎作曲、歌:三橋美智也]
- 『瞼を合せて/津軽三号ひとり旅』(昭和56年)[白石十四男作曲、歌:春日八郎]
- 『津軽涙唄』(昭和57年)[船村徹作曲、歌:三橋美智也]
- 『流しギターの独り言』(昭和57年)[作曲・歌:三橋美智也]
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2020/08/18 12:46 UTC (変更履歴)
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