佐藤正大 : ウィキペディア(Wikipedia)

佐藤 正大(さとう せいだい、1994年4月4日 - )は、福岡県中間市出身の日本の柔道家である。階級は81kg級。身長180 cm。血液型A型。段位は五段。組み手は右組み。得意技は背負投「柔道全日本強化選手名鑑 2019」近代柔道 ベースボールマガジン社、2019年4月号。姉は78kg級で活躍している佐藤瑠香「2014年全日本ジュニア柔道体重別選手権大会」近代柔道 ベースボールマガジン社、2014年11月号。

経歴

柔道は3歳の時に柔道を始めた。小学校6年の時には全国小学生学年別柔道大会45kg級で優勝を飾った。中間南中学から大牟田高校へ進むと、2年の時には全国高校選手権81kg級で決勝まで進むが、東海大相模高校2年の小原拳哉に判定で敗れた。3年の時には金鷲旗で3位になった。インターハイでは準決勝で小原に技ありで敗れて3位にとどまった。

2013年に国士舘大学へ進むと、2年の時には全日本ジュニアで優勝を飾った。世界ジュニアの個人戦では3回戦で敗れたが、団体戦では優勝メンバーの一員として名を連ねることになった。3年の時には優勝大会で3位になった。学生体重別では東海大学3年の小原を背負投の技ありで破って優勝を飾った「全日本学生柔道体重別選手権大会」近代柔道 ベースボールマガジン社、2015年11月号。体重別団体では決勝で東海大学と対戦して小原と引き分けるがチームは2位にとどまった。シニアの国際大会初出場となったグランプリ・チェジュでは、3回戦で元73kg級世界チャンピオンである地元韓国の王己春をGSに入ってから指導2で破るなどして決勝へ進むと、ロシアのハサン・ハルムルザエフを背負投で破ってIJFワールド柔道ツアー初優勝を飾った 時事通信 2015年11月27日Grand Prix 2015。 4年の時には選抜体重別で3位になると、優勝大会でも昨年に続いて3位になった。7月のグランドスラム・チュメニでは決勝で地元ロシアのアスラン・ラピナゴフと対戦すると、終了と同時に内股で有効を取られて2位に終わったGrand Slam 2016, Russia - DAY TWO。10月の学生体重別では2連覇を飾った 読売新聞 2016年10月1日。

2017年からは自衛隊体育学校の所属となった。体重別では3位だった。2018年の体重別でも準決勝で日体大2年の藤原崇太郎に反則負けを喫して3位だった。講道館杯では決勝でパーク24の小原拳哉に袈裟固の技ありで敗れて2位だった平成30年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会。グランドスラム・大阪では3回戦でトルコのヴェダト・アルバイラクに反則負けを喫したOsaka 2018。2019年の体重別では決勝で旭化成の永瀬貴規に支釣込足で敗れて2位だった平成31年全日本選抜柔道体重別選手権大会。続く全日本選手権では2回戦で旭化成の羽賀龍之介に反則負けを喫した。

IJF世界ランキングは300ポイント獲得で62位(19/4/22現在)World ranking list

戦績

  • 2006年 - 全国小学生学年別柔道大会 優勝(45kg級)
  • 2011年 - 金鷲旗 5位
  • 2012年 - 全国高校選手権 個人戦 2位 団体戦 5位
  • 2012年 - 金鷲旗 3位
  • 2012年 - インターハイ 3位
  • 2012年 - 全日本ジュニア 5位
  • 2013年 - ブレーメンジュニア国際 3位
  • 2013年 - 全日本ジュニア 5位
  • 2013年 - 学生体重別 5位
  • 2014年 - ロシアジュニア国際 5位
  • 2014年 - 全日本ジュニア 優勝
  • 2014年 - 世界ジュニア 団体戦 優勝
  • 2015年 - 優勝大会 3位
  • 2015年 - 学生体重別 優勝
  • 2015年 - 体重別団体 2位
  • 2015年 - グランプリ・チェジュ 優勝
  • 2016年 - 選抜体重別 3位
  • 2016年 - 優勝大会 3位
  • 2016年 - グランドスラム・チュメニ 2位
  • 2016年 - 学生体重別 優勝
  • 2016年 - 講道館杯 3位
  • 2017年 - 選抜体重別 3位
  • 2017年 - 実業個人選手権 3位
  • 2018年 - 選抜体重別 3位
  • 2018年 - 講道館杯 2位
  • 2019年 - 選抜体重別 2位
  • 2020年 - 講道館杯 3位
  • 2021年 - 体重別 3位

(出典、JudoInside.com)。

外部リンク

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