米田実 : ウィキペディア(Wikipedia)

米田 実米田 實[ 『人事興信録 第5版』]よ5頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年9月1日閲覧。[ 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』]衆議院議員略歴ヨ496頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年9月5日閲覧。、よねだ みのる[ 『議会制度七十年史 第11』]よ556頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年9月5日閲覧。、1863年8月28日(文久3年7月15日) - 1926年(大正15年)9月16日『朝日年鑑 大正十六年』朝日新聞社、1926年。)は、日本の弁護士[ 『日本現今人名辞典』]よ3頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年9月7日閲覧。、政治家。衆議院議員(奈良県奈良市選出、当選2回)。族籍は奈良県平民。

人物

大和国奈良(現在の奈良県奈良市)出身。生家は代々農業を営む。米田新八の長男。米田奈良吉の兄。

漢学を修めた後、教職に従事していたが、奈良市内衛生委員・町役場委員などの公吏の職に就いた『現代日本の政治家』立憲同志会P.152-153。1887年(明治20年)に明治法律学校(現在の明治大学)に入学し、在学中に代言人試験に合格した。東京で弁護士事務所を開き、東京組合弁護士会評議員に選出された。後に公証人に転じた。

1904年(明治37年)、第9回衆議院議員総選挙に出馬し、当選。1915年(大正4年)の第12回衆議院議員総選挙で再選された。無名倶楽部、立憲同志会、憲政会に所属。

家族・親族

米田家
  • 父・新八(農業)
  • 弟・奈良吉(1875年 - 1938年、逓信次官、逓信協会会長)
  • 長男・冨士雄(日本船主協会理事長、海運振興会々長)
    • 同妻・治子(陸軍大将・秋山好古の四女)

参考文献

  • 『日本現今人名辞典』日本現今人名辞典発行所、1903年。
  • 衆議院、参議院編『議会制度七十年史 第11』大蔵省印刷局、1962年。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/06/15 03:54 UTC (変更履歴
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