レスリー・アガムズ
ニューヨークのハーレムで、母はコットン・クラブの元歌手兼ダンサー、父と叔母も歌手という音楽一家に生まれる。子供の頃からショービジネスの世界で活躍し、1951年にはシットコム「Beulah」で有名ジャズシンガーの姪役を演じ、アポロ・シアターでエラ・フィッツジェラルドの公演にゲスト出演。
6歳でプロデビューし、さまざまな音楽番組で人気を得て、10歳でレコードを発表する。映画「風の遺産」(60)の楽曲を歌ったことでさらなる注目を集め、ビンセント・ミネリ監督の「明日になれば他人」(62)で映画に初出演。ジュリアード音楽院に進学して歌唱に磨きをかけ、ブロードウェイなどの舞台で活躍する一方、俳優として「シュガー・ヒル」(93)などの映画やTVドラマにも出演する。
近年の出演作に、MCUの異色ヒーロー映画「デッドプール」シリーズ(16、18、24)、「アメリカン・フィクション」(23)、TVシリーズ「Empire 成功の代償」(16~20)など。