アン・ボーチェンズ : ウィキペディア(Wikipedia)

アン・ボーチェンズAnne Bauchens, 1882年2月2日 - 1967年5月7日)は、アメリカ合衆国の編集技師である。セシル・B・デミルと40年以上にわたってコラボレーションしていた。アカデミー編集賞が設立された1934年度に『クレオパトラ』でノミネートされ、1940年度には『北西騎馬警官隊』で同部門初の女性受賞者となった。

デミルの下で編集技師として育てられHigashi, Sumiko (1994). Cecil B. DeMille and American Culture: The Silent Era (University of California Press), p. 223. ISBN 0-520-08557-4.、『カルメン』(1915年)で初めてクレジットされた。1918年以前はデミルが監督だけでなく編集としてもクレジットされていたがThe original, 1915 version of Carmen appears to be lost; Bauchens' credit as co-editor is for the 1918 re-release of the film. See p. 217 of the book by Sumiko Higashi.、『カルメン』と『浮世の常』(1918年)以降はボーチェンズが単独で編集としてクレジットされた。以後彼女は1956年の『十戒』まで長らくデミルの映画の編集を担当し続けた。アカデミー編集賞には『クレオパトラ』、『北西騎馬警官隊』の他に『地上最大のショウ』(1952年)と『十戒』でもノミネートされた。生涯で彼女は60本以上の映画の編集を務めたがその内デミルの監督作品が41本であるTotals based on Bauchens' filmography compiled at the imdb.com website; filmography retrieved 2008-06-24.。

受賞とノミネート

部門 作品名 結果
アカデミー賞 1934 編集賞 クレオパトラ
1940 北西騎馬警官隊
1952 地上最大のショウ
1956 十戒

参考文献

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/11/11 20:43 UTC (変更履歴
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