2022年 第94回 アカデミー賞特集(2022年) 全部門ノミネート・主演女優賞

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映画.com 第94回アカデミー賞特集

2022年3月27日(現地時間)に開催されるアカデミー賞授賞式。最新情報をお届け!

Nominate - 全部門ノミネート作品 -

主演女優賞

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子どもの頃から女優に憧れ、劇団に所属。ジュリアード音楽院の演劇部門を卒業後、舞台を中心に活動する。2004年、TVシリーズ「ER 緊急救命室」や「ヴェロニカ・マーズ」にゲスト出演し、「Jolene」(08)で映画デビューを果たす。06年にアル・パチーノと共演して脚光を浴びた舞台「サロメ」を見たテレンス・マリックに、「ツリー・オブ・ライフ」(11)の主要キャストに抜てきされる。以降、「ヘルプ 心がつなぐストーリー」(11)でアカデミー助演女優賞、「ゼロ・ダーク・サーティ」(12)で同主演女優賞にノミネートされ、「インターステラー」(14)や「オデッセイ」(15)などの話題作で活躍。「女神の見えざる手」(16)、「モリーズ・ゲーム」(17)などで主演を務める。その他「クリムゾン・ピーク」(15)、「スノーホワイト 氷の王国」(16)、「X-MEN:ダーク・フェニックス」(18)などに出演。70年代から80年代のアメリカで成功を収めたテレビ伝道師タミー・フェイを演じた「タミー・フェイの瞳」(21)では、第94回アカデミー主演女優賞に輝いた。

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英ノーフォーク出身。コメディ番組「ピープ・ショー ボクたち妄想族」(03~05)で人気を集め、映画「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」(07)や、「思秋期」(10)、「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」(11)などに出演。その後も、ギリシャの鬼才ヨルゴス・ランティモス監督の「ロブスター」(15)に出演したほか、サスペンスドラマ「ブロードチャーチ」(13~17)ではデビッド・テナントとともに主演を務め、スパイドラマ「ナイト・マネジャー」(16)でゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞。ランティモス監督と再びタッグを組んだ「女王陛下のお気に入り」(18)では18世紀イングランドのアン王女役を熱演し、第91回アカデミー賞で主演女優賞を受賞した。Netflixオリジナルドラマ「ザ・クラウン」シーズン3&4(19~20)では英エリザベス2世を演じ、マギー・ギレンホールの長編監督デビュー作「ロスト・ドーター」(21)で再びアカデミー主演女優賞にノミネートされた。その他の映画出演作に、「オリエント急行殺人事件」(17)、「ファーザー」(20)など。

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販売業の父と美容師の母の間に生まれ、幼い頃からクラシックバレエやジャズダンスを習う。15歳からTVやミュージックビデオに出演。「ハモン・ハモン」(92)でスクリーンデビューを果たし、同年「ベルエポック」がアカデミー外国語映画賞を受賞。以降、スペインを代表する監督の作品に出演、特に「オール・アバウト・マイ・マザー」(99)は国外での評価も高く、この作品を機にアメリカやイギリス映画への出演が増える。ウッディ・アレン監督の「それでも恋するバルセロナ」(09)でアカデミー助演女優賞を受賞。同作で共演したハビエル・デルハムとは、10年7月に結婚した。アカデミー賞ではそのほか「NINE」(09)で助演女優賞、「パラレル・マザーズ(英題)」(21)で主演女優賞にノミネートされている。その他の出演作は「バニラ・スカイ」(01)、「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命(いのち)の泉」(11)、バルデムと夫婦で主演を務めた「誰もがそれを知っている」(19)など。

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オーストラリア人の両親のもと、シドニーで育ち、幼い頃からバレエや演技に興味をもつ。舞台に立つようになり高校を退学して女優業に専念。1983年に映画デビューし、「デッド・カーム 戦慄の航海」(89)がアメリカでヒットしたのを機に「デイズ・オブ・サンダー」(90)でハリウッドデビュー。同作で共演したトム・クルーズと結婚し、スタンリー・キューブリック監督の遺作「アイズ・ワイド・シャット」(99)での夫婦共演も話題を呼んだが、01年に離婚した。その後、ミュージカル映画「ムーラン・ルージュ」(01)でアカデミー主演女優賞に初ノミネートされ、翌年の「めぐりあう時間たち」(02)で同賞に輝く。以降、ハリウッドを代表する女優として「コールド マウンテン」(03)や「オーストラリア」(08)などに主演し、「ラビット・ホール」(10・主演)と「LION ライオン 25年目のただいま」(16・助演)、「愛すべき夫妻の秘密」(21・主演)でアカデミー賞にノミネートされた。近年の映画出演作に、「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」(13)、「アクアマン」(18)、「スキャンダル」(19)など。プライベートでは、06年に歌手のキース・アーバンと再婚した。

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ロサンゼルス出身で、父はFOXテレビのプロデューサー、母も映画スタッフ。8歳の頃から子役として活動し、「The Safety of Objects」(01)で本格的にデビュー。デビッド・フィンチャー監督「パニック・ルーム」(02)でジョディ・フォスター演じる主人公の娘役を務め、注目を集める。「イントゥ・ザ・ワイルド」(07)などを経て、人気バンパイア小説を映画化した大ヒット作「トワイライト」シリーズ(08~12)でヒロインのベラ役を演じてブレイク。仏映画「アクトレス 女たちの舞台」(14)の演技で、アメリカ人女優として初めてセザール賞の助演女優賞を受賞した。「スノーホワイト」(12)、「カフェ・ソサエティ」「パーソナル・ショッパー」(ともに16)、「チャーリーズ・エンジェル」(20)などでヒロイン役や主演を務める。「スペンサー ダイアナの決意」(21)ではダイアナ元皇太子妃を演じ、第94回アカデミー主演女優賞にノミネートされた。

Photo:Getty Images/ロイター/アフロ