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森七菜主演×長久允監督「炎上」、第42回サンダンス映画祭「NEXT」部門にノミネート決定!【コメントあり】

2025年12月11日 21:00

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新宿・歌舞伎町でロケを敢行した「炎上」
新宿・歌舞伎町でロケを敢行した「炎上」

森七菜が主演し、長久允監督がメガホンをとるオリジナル長編映画「炎上」が、第42回サンダンス映画祭「NEXT」部門にノミネートが決定し、森と長久監督が喜びのコメントを寄せた。併せて1月25日(現地時間)に、本作の世界最速ワールドプレミア上映が開催されることが発表された。

脚本・監督を手がける長久は、過去3度に渡ってサンダンス映画祭で受賞しており、短編映画「そうして私たちはプールに金魚を、」(17)で第33回のショートフィルム部門グランプリを日本映画として初受賞、長編映画デビュー作「WE ARE LITTLE ZOMBIES」(19)も第35回で日本映画として初めて審査員特別賞のオリジナリティ賞を獲得、さらに短編映画「蟹から生まれたピスコの恋」(24)で短編映画特別監督賞を受賞している。今回ノミネートされたNEXT部門は、挑戦的で既存の枠にとらわれない作品が選ばれる部門となっている。

4度目のサンダンス映画祭参加となる長久監督は、ノミネートに寄せて「新宿の片隅で生きる一人の女性の物語が、報道や観光では見えてこないこの物語が、北米の観客の方々にどう映るのだろうか。早く現地での声を聞きたいです」とコメント。一方、今回、初の海外映画祭参加となる森は、「日本公開を前に海外で多くの方々へ見て頂けることに胸の高鳴りを覚えています」と喜びのコメントを寄せた。

本作は長久監督が映画化するために5年間温めていた企画で、様々な人々に取材を重ねながら物語を作り上げた。オリジナル脚本も手掛けた長久監督は、「新宿歌舞伎町のニュースを見て、現場を取材し、彼女/彼らの物語を書くべきだと思ったことがきっかけです」と製作動機を明かしている。

リアルを追求すべく、映画の舞台である新宿・歌舞伎町でロケを敢行し、街のありのまま姿を物語に落としこんでいるが、「シリアスな物語ではあります。でもあの広場のように騒がしく、キラキラとした映画にもなっています。森さんをはじめ俳優陣の演技、カメラ・照明・美術・衣装・ヘアメイク・音楽・サウンド・編集の全てが素晴らしく絡み合っています。どうか映画館で見ていただけたら嬉しいです」と観客に向けてメッセージを寄せている。

両親に厳しく育てられ、自身の感情を表現することが苦手な主人公・小林樹里恵(通称・じゅじゅ)。家族との関係に耐え切れず、家を飛び出した彼女が、SNSを頼りに辿り着いた先は新宿・歌舞伎町。初めて知る新たな世界で、様々な人との出会いを経て、自分の意思を持つことができるようになった彼女にとって唯一の安心できる居場所となったはずだったが…。

炎上」は、2026年春公開。森と長久監督のコメント全文は以下の通り。


【主演:森七菜
映画「炎上」がサンダンス映画祭に選出されたことを光栄に思います。本作品に関わったすべての方に感謝し、皆で共に喜びを分かち合いたいと思います。初めての映画祭、日本公開を前に海外で多くの方々へ見て頂けることに胸の高鳴りを覚えています。

【監督:長久允
映画「炎上」のサンダンス映画祭2026への選出、心から嬉しく思います。新宿の片隅で生きる一人の女性の物語が、報道や観光では見えてこないこの物語が、北米の観客の方々にどう映るのだろうか。早く現地での声を聞きたいです。

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