「ナイブズ・アウト」続編に出演してほしいのはメリル・ストリープ 監督が熱望
2025年12月3日 11:00

Netflix 映画「ナイブズ・アウト」シリーズ第3弾「ナイブズ・アウト ウェイク・アップ・デッドマン」の特別上映が米アカデミー映画博物館で開催され、ライアン・ジョンソン監督をはじめ、出演陣が一堂に会した。米バラエティが報じた。
新作では、ダニエル・クレイグ演じる名探偵ブノワ・ブランが、小さなカトリック教会で起きた不可能犯罪に挑む。被害者は、町の炎の説教師として知られたジェフリー・ウィックス神父(ジョシュ・ブローリン)。新任の司祭ジュド・デュプレンティシー(ジョシュ・オコナー)に疑いの目が向けられるが、事件の裏には、神父を慕う信者たちそれぞれの影が潜んでいた。
脚本も手がけたジョンソン監督は、本作が自身の人生に直結するテーマを扱っていると語る。「すごく個人的な物語なんだ。人々が楽しみながらも、強い感情を抱いてくれることが本当にうれしい」とコメントを寄せた。
その言葉に深く共鳴しているのが、長年のコラボ相手でいとこでもある作曲家ネイサン・ジョンソン。「ライアンの映画で初めて泣いた作品」と明かし、音楽面でも本作が特別な体験になったという。
出演者の1人のケリー・ワシントンは、「ひいき目なのは自覚しているけど、『ナイブズ・アウト』シリーズの中で今作がいちばん好き」と告白。「この世界で働いていて気づいたのは、これはシリーズというより家族に近いということ。ライアンが自分自身の心や魂、そして旅路をこの作品により多く注ぎ込んだことで、私たちにとっても観客にとっても、より深く響く作品になったと思う」と思い入れの強さを語った。
ジョンソン監督は現在、次回作としてオリジナル企画に着手中だが、「燃え尽きたわけじゃない。むしろこの作品でエネルギーを得た。ただ、3作続けて作ったので、一度ダニエルを休ませようと思って」と説明。さらに、過去作キャストを再登板させない理由は、「(1作目に出演した)ジェイミー・リー・カーティスに殺されるからだよ」とジョークを交えた。
そして、今後「ナイブズ・アウト」シリーズに出演してほしい俳優として、大女優メリル・ストリープの名前を挙げた。「このシリーズのために生まれてきたような人。ただ、知り合いではないんだ」と苦笑い。するとワシントンが、「共演経験あるから紹介できる」と力強いフォローを入れていた。
「ナイブズ・アウト ウェイク・アップ・デッドマン」は、ブノワ役のクレイグが続投するほか、ジョシュ・オコナー、グレン・クローズ、ジョシュ・ブローリン、ミラ・クニス、ジェレミー・レナー、ケリー・ワシントン、アンドリュー・スコット、ケイリー・スピーニー、ダリル・マコーマック、トーマス・ヘイデン・チャーチが共演。12月12日からNetflixで配信される。
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