北川景子が怒鳴り、笑い、涙する「ナイトフラワー」メイキング映像
2025年12月2日 12:00

北川景子が主演した「ナイトフラワー」(公開中)から、自身も二人の子どもを育てる北川が、役に共鳴し、全身全霊で臨んだ撮影の模様を捉えたメイキング映像(https://youtu.be/PkIR_T58nQ8)が披露された。
本作は、「ミッドナイトスワン」の内田英治監督が原案・脚本も兼ねたヒューマン・サスペンス。生活に困窮し、子どものためにドラッグの売人になることを決意する母親と、社会の抑圧に抗いながら夢を追いかける女性格闘家が出会い、支え合いながら運命を共にする姿を描く。北川は今まで見せたことのない表情で強くたくましい母・夏希を熱演。主人公のボディガードとなる格闘家の多摩恵を森田望智が演じ、佐久間大介(「Snow Man」)、渋谷龍太(「SUPER BEAVER」)、渋川清彦、池内博之、田中麗奈、光石研らが脇を固めている。
メイキング映像は、一人で二人の子どもを育てる夏希が、早口の関西弁で子どもたちを急かし、自転車に乗せる朝のシーンのリハーサルから始まる。身なりに気を遣う余裕もなく、ほぼすっぴん姿の北川がナチュラルな関西弁を操り、母親の忙しない朝の日常風景が切り取られている。次のシーンでは、生活のために昼夜を問わず働く夏希が、パート先の上司からネチネチとハラスメント発言を受け、ついに我慢の限界に。嫌味の矛先が子どもたちに向いた瞬間、スッと表情が消え、「うっせえよ!」と絶叫し、作業中だった地球儀を力いっぱいぶん投げる姿を捉えている。そして、カットがかかると、思わず感情が高ぶってしまった北川が我に返って「ごめんなさい!」と謝る場面も収められている。
(C)2025「ナイトフラワー」製作委員会最後は北川のクランクアップの場面。オールアップを迎え、感極まった子役の子どもたちが泣き出す中、実生活でも姉弟を育てている北川は、「夏希ほどではないですが私も日々追い立てられるように生活しているので、夏希には共感しやすかったです」とコメント。そして共演の森田を見つめ「森田さんも半年も前から頑張ってくださって……」と、感極まって大量の涙を北川がこぼすと、森田も「泣いちゃう!せっかく我慢してたのに!」と瞳を潤ませる様子を映している。
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