「ストレンジャー・シングス」キャスト陣、増上寺と中野ブロードウェイを堪能
2025年11月21日 17:30

Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界5」(11/27配信)のフィン・ボルフハルト(マイク役)、ゲイテン・マタラッツォ(ダスティン役)、ケイレブ・マクラフリン(ルーカス役)、ノア・シュナップ(ウィル役)らキャスト陣、そして制作総指揮を務めるダファー兄弟(マット&ロス・ダファー)が11月21日、「東京アドベンチャー・ツアー」と題したイベントに参加。東京・増上寺や中野ブロードウェイを巡るツアーを敢行し、日本文化を堪能した。
さわやかな天候に恵まれたこの日、東京タワーを望む増上寺では、キャストとダファー兄弟がヒット祈願を敢行。600年以上の歴史を誇る増上寺の荘厳な雰囲気を目の当たりにしたボルフハルトは、「本当に圧倒されました。こんな建物がこれだけ長い年月ずっと維持されているというのもすばらしいし、そして建築も細部にわたって大変美しくできているというところが素晴らしかった。ここにいるだけで長い歴史を感じることができた」と感激した様子だ。


そして「全く同感」と語るシュナップも「こんな聖なる場所に足を踏み入れることができて、大変光栄。こうやって1日の始まりを、マインドをクリアにするような形で始められたことも嬉しいですし、日本文化の中に、僕らを歓迎してくれたことも本当に嬉しいこと」と続けた。
そして東京の印象についてマタラッツォは「ほんの数カ月前ですが日本に来た時に電車に乗ったんですけど、東京という街の大きさに本当にびっくりして」と驚きを隠せない様子。「僕はアメリカでもいろんな街に住んできたし、ニューヨークという大きな都市にも住んだこともあるんですけれども、本当にクレイジーだと思った。電車でも、実際に1時間以上経ってようやく都心部から離れるのかと思って。それはとても特別な体験だったし、またこのような経験をしたいと思っています」と語った。


続いて一行が向かったのは、オタクとサブカルチャーの聖地・中野ブロードウェイ。世界的アーティスト・村上隆氏がプロデュースするカフェ「喫茶ジンガロ」では、村上氏本人がゲストとして合流した。店内は、村上氏ならではのカラフルな色使いと、80年代の喫茶店をイメージしたテーブル筐体が並ぶレトロ&ポップな空間で、登壇者たちも興味津々。
「本当にすごいところだと思います」と語るボルフハルトも、「このテーブルのデザインがすごくかっこよくて。80年代の匂いを感じる空間。実は中野ブロードウェイは4回目なんですけど、こちらに来たのは初めて。ここはとても広いんで、迷子になりやすいんですけど、次からは毎回ここに来たい」とワクワクが止まらない様子。実は以前から、フィンの目撃情報があったとのことで、ジンガロの店長とは立ち話をしたこともあったのだとか。
そして「本当に夢の世界に訪れているような気分」と語るマクラフリンも、「この素晴らしい芸術の世界に没入している感覚になりますし、村上先生の音楽、ファッションデザインに対する愛を感じることができる。そしてこのコーヒー1つとっても、本当に特別ですごい。色々な食器を見てきたけど、ただコーヒーを飲むということではなく、これだけこだわられているということで、本当に素晴らしいと思います」とコメント。同店の名物フラワーラテを興味深く堪能する登壇者たちだった。


またお気に入りの日本のアニメについて質問されたボルフハルトは「自分の中で本当に大好きな作品といえばまずは『AKIRA』。アニメ作品と言うと『フリクリ』がすごく好きで。The Pillowsのサントラも本当に素晴らしいんです。それと日本の音楽に関しては、YMOやコーネリアスが大好きなんですけど、本当にたくさんのものを日本から影響を受けています。そしてまだまだ見てないものも多くて。『ONE PIECE』でさえ、もう1000エピソード以上あると思うので、本当に時間がかかると思うけど、見ていきたいと思っています」と語る。
そして「ストレンジャー・シングス」を鑑賞したという村上氏は「まさに僕のドンピシャ・一番好きなものが全部入っている。80年代を題材にしているところもそうですし、特にシーズン1を見た時は『わ、すごい、なんだこれ!』と思いまして。特にオープニングの音楽なんか本当にストライクゾーン、ホームラン! それぐらいに感動したし、ハマりました」と興奮気味にコメント。その言葉にはマットも感激した様子で、「村上さんのアートのファンとして、こんなに嬉しいことはありません。ロサンゼルス行くと、そこかしこに村上さんのアートがありますので、そんな村上さんと今回ご一緒できて、とても嬉しく思っています」と付け加えた。
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