「エディントンへようこそ」ペドロ・パスカルらが集結→アリ・アスター監督について語り合う「最低な奴を想像してた」「悪夢みたいな人かと」
2025年11月21日 20:00

「ヘレディタリー 継承」「ミッドサマー」「ボーはおそれている」で知られるアリ・アスター監督の最新作「エディントンへようこそ」のインタビュー映像(https://youtu.be/taVcu7Wi2h8)が、このほど公開された。
物語の舞台は2020年、ニューメキシコ州の小さな町、エディントン。コロナ禍で町はロックダウンされ、息苦しい隔離生活の中、住民たちの不満と不安は爆発寸前。保安官ジョー(ホアキン・フェニックス)は、IT企業誘致で町を“救おう”とする野心家の市長テッド(ペドロ・パスカル)と“マスクをするしない”の小競り合いから対立し「俺が市長になる!」と突如、市長選に立候補する。ジョーとテッドの諍いの火は周囲に広がっていき、SNSはフェイクニュースと憎悪で大炎上。同じ頃、ジョーの妻ルイーズ(エマ・ストーン)は、過激な動画配信者(オースティン・バトラー)の扇動動画に心を奪われ、陰謀論にハマっていく。
映像は、パスカル、ストーン、バトラーら豪華キャストが集結し、アスター監督と「エディントンへようこそ」について語り合う内容。本作が“今”の時代とどう結びつくのかについて、ジョー(フェニックス)と対立するテッド市長役のペドロは「こんなストーリー、滅多にない」「観る人は心の準備ができてないかもしれない」と説明し、作品の本質を鋭く分析する。
そして、それが巨大な“社会の恐怖”にもつながると語り、「今の時代を描いただけじゃない。彼自身が感じている“何か全部”が入ってる」とアスター監督を称賛している。
「アリ・アスターの世界に飛び込んでみた感想は?」という問いに対してストーンは「私は監督の頭の中に入り込みたいタイプ。それが役者としての原動力なの」と明かし、さらに「物語が進む手助けができるなんて、これ以上の喜びはない」と、撮影現場での高揚感を語る。
続いて、バトラーも「どのキャラも味わい深くて複雑で、ニュアンスがすごい」とアスター監督の人物描写についてコメント。さらにアスター監督について「明確なビジョンを持ちながら、決して押しつけない」「枠に閉じ込めるんじゃなく、両手で支えてくれるような人」と独自の視点を述べた。
するとそれを聞いていたパスカルが「僕も驚いたよ。すごい監督だ」とすかさず同意。「最低な奴を想像してた(笑)。作品同様、悪夢みたいな人かと思ってた!それでも出演したかった」とからふと漏れ出した本音を聞けるシーンも含まれている。
「エディントンへようこそ」は、12月12日からTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。
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