東映太秦映画村、大人の没入体験パークへフルリニューアル! コンセプトは「江戸時代の京へ、迷い込む」、26年3月28日第1期オープン
2025年11月19日 04:00

今年で50周年を迎え、現在、施設全体のフルリニューアルを進行している「東映太秦映画村(英語表記:TOEI KYOTO STUDIO PARK)」の第1期リニューアルオープンが、2026年3月28日に決定した。
フルリニューアルに際して名称を「太秦映画村(英語表記:UZUMASA KYOTO VILLAGE)」に一新。ロゴも新たとなり、「江戸時代の京へ、迷い込む」を新たなコンセプトとして、20代~30代を中心とした大人の来場者も楽しめる「大人の没入体験パーク」として生まれ変わる。

「レジェンド&バタフライ」「大奥」などを手掛けた東映京都撮影所の美術スタッフが、リアルな江戸時代の町並みを再現するほか、江戸時代の京都を肌で感じられるような演出や体験型コンテンツ、町歩きをしながら楽しめる10の食べ歩きスポット、江戸時代の建物の中で行われる文化体験などを展開し、感性を刺激する新しい大人の没入体験パークを目指す。また、来場者が夜の京都観光も楽しめるよう、ナイト営業も開始する。


太秦は、かつて映画会社8社の撮影所が集まった日本映画の源流であり、日本映画の歴史が詰まった場所だが、今回の名称変更では、長年にわたって培ってきた映画文化と地域の歴史を、より広く、より深く感じてもらいたいという思いを込めたという。また、よりシンプルで印象に残る名称へと刷新することで、より幅広い層へ親しみもってもらえればとのこと。英語表記については“KYOTO”を入れ、海外ユーザーにもわかりやすくし、“VILLAGE”には、人と人とのつながりや温かさ、伝統文化の継承の意味を込めている。

また、リニューアルにあたり、墨色と絹色の2色を新たなブランドカラーとして設定。それぞれのカラーには、以下の意味が込められている。
和の伝統を感じる墨と映画の暗転をイメージした黒色。京都の伝統的な街並みに馴染む看板や、太秦映画村内のオープンセットの書、また映画や舞台が始まる前の高揚感に包まれた暗闇を連想させる色。
練絹のような少し黄色がかった白色。京都・西陣織の源流は、秦氏により伝わった絹織物であるとされる。その秦氏の拠点を表した「太秦」が地名となったことから、絹色は京都を代表する絹織物と太秦の伝統を象徴する色といえる。
主なリニューアル内容とスケジュールは以下のとおり。
村内に足を踏み入れれば、そこは生きた江戸の町。ただ観るだけではない新しいエンターテインメントに、あなたも物語に迷い込む。

遊びながら小さな冒険が生まれる忍者アトラクション。体験するほどに広がる、驚きと発見。

「京の食」をテーマに、老舗から新進気鋭の名店まで、五感で味わう和の味覚が一堂に。個性豊かな味わいを、店内でも、食べ歩きでも。

・新たに5つの飲食・物販店舗がオープン
・遊郭ゾーンオープン 2028年春(予定)
・芝居小屋・中村座(仮称)オープン 2028年以降(予定)
※2028年以降に温浴施設を計画中
所在地:京都市右京区太秦東蜂岡町10番地
ナビダイヤル:0570-064349
・JR「太秦」駅より徒歩5分
・嵐電「太秦広隆寺」駅より徒歩5分、嵐電「撮影所前」駅より徒歩2分
・地下鉄「太秦天神川」駅より徒歩14分
(※現在の料金。リニューアル後は変更予定)
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