吉田栄作、スプリングスティーン&父親の関係性に共感!自身の子どもには「自由に何でもやってほしい」
2025年11月11日 22:30

俳優の吉田栄作が11月11日、109シネマズプレミアム新宿で行われた映画「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」公開直前プレミアイベントに出席。9月に生まれた子どもへの思いを語った。
本作は、アメリカを代表するシンガーソングライター、ブルース・スプリングスティーンの若き日を描いた音楽ドラマ。1975年リリースのサードアルバム「明日なき暴走 BORN TO RUN」で一大センセーションを巻き起こしたスプリングスティーン。それから7年が経った1982年のニュージャージーで、彼は人生の大きなターニングポイントを迎えていた――。

この日は、スプリングスティーンから大きな影響を受けたと公言している吉田がゲストとして登場。「スプリングスティーンの映画ができたと聞いたときは、本当に嬉しかったんです」と切り出し「出会いは高校1年生のとき、テレビを見ていて、星条旗を背中にテレキャスを下げて。『ボーン・イン・ザ・U.S.A.』を見て興奮しました」ときっかけを明かす。
吉田は「高校2年生から俳優を目指して、友達とロックバンドを組んでいました。その後20歳で歌手デビューをして、自分の音楽的なルーツを追求していくなかで『ネブラスカ』にたどりつきました。それまでの作品と毛色が全く違う。歌詞カードを見ると、人を殺めた人が主人公の曲が多い。どういうことなんだという思いがありつつ、音がすごく好きだったんです」と熱中して語っていた。

吉田は26歳のとき、芸能界での成功を捨て、単身渡米し、ロサンゼルス在籍中にスプリングスティーンのライブを生で見たという。「22歳のとき、近い将来一度休んで、しっかり勉強したいと思っていたんです。1995年にアメリカに行き、ウエストハリウッドに住んでいたのですが、暫くしてスプリングスティーンがロスに来るというので見に行ったんです」と懐かしそうに振り返っていた。
またスプリングスティーンと父の関係も描かれている本作。吉田は「男は、父親との関係性には子どものころからいろいろあるものなんですよね」と共感できる部分があるというと「そういうスプリングスティーンの姿が見られて嬉しかったです」と見どころにあげていた。

吉田自身、今年9月に第1子が誕生している。吉田は「オールドルーキーです」と照れ笑いを浮かべると「この年になってからの子どもですから、自由に何でもやってほしい。音楽でもスポーツでも、好きなことを追及してほしいです」と子どもとの関係性を語り目じりを下げていた。
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