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「プレデター バッドランド」監督、若きプレデターを演じたディミトリアス・シュスター=コローマタンギとの運命の出会いを語る

2025年11月6日 12:00

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「彼を⾒つけられたのは本当に幸運でした」
「彼を⾒つけられたのは本当に幸運でした」
©2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

カルト的人気を誇る「プレデター」シリーズの最新作「プレデター バッドランド」のダン・トラクテンバーグ監督が、主人公・デクを演じたディミトリアス・シュスター=コローマタンギとの運命の出会いについて語ったコメントを映画.comが独占入手した。

プレデター」シリーズは、1987年公開の第1作からクロスオーバー作品も含め全7作品が製作され、高度な科学技術を駆使した武器を持つ、宇宙で最も危険な戦士プレデターと人類の死闘を描いてきた。最新作では、これまで“狩る側”だったプレデターが“狩られる側”に回り、シリーズ初となるプレデターを主人公とした物語が始動する。

舞台は、生存不可能と謳われる最悪の地「バッドランド」。そこに、掟を破った若きプレデターのデクが追放されてくる。次々と敵に襲われる彼の前に現れたのは、上半身しかないアンドロイドのティア。「狩り」に協力すると陽気に申し出る彼女には、ある目的があった――。

画像2©2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

若きプレデターのデクを演じたのは、ニュージーランド出身のコローマタンギ。「プレデター ザ・プレイ」「プレデター 最凶頂上決戦」に続き、「プレデター」シリーズに携わるのは3作目となるトラクテンバーグ監督は、コローマタンギの存在が作品にもたらしたものは大きいと語る。

「彼を見つけられたのは本当に幸運でした。『デク』のキャスティングは非常に特別なもので、僕たちは“ちゃんと動けるスタントマン”を起用したいと考えていたんです。従来のプレデター役者たちは身長230cm超の人ばかりで、そういう体格の人はスタント経験がないことも多い。でも今回は、スタントもできて、かつキャラクターの存在感を出せる人を探していた。ディミトリアスは、動きがまるで剣戟映画のようで、とにかくカッコよかった」と振り返った。

画像3©2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

トラクテンバーグ監督は、コローマタンギの“身体能力”だけでなく“演技力”にも強く惹かれたという。「簡単なアクションテストをしてもらったあと、映画の中のドラマシーンも演じてもらったんですが……その演技が本当に素晴らしかった」と語り、「さらに驚いたのは、あの複雑なプレデター語をちゃんと習得してくれたこと。朝に台詞を変更しても、その日のうちに完璧にマスターしてくれる。あの言語は僕には絶対できない。喉の奥で鳴らすような音を含む発音が必要なんですが、彼はそれを自然にやってのけるんです」と絶賛。身体と言葉、そして心。文字通り全身全霊でデクを演じきったコローマタンギによって、プレデターという存在に新しい生命が吹き込まれた。

画像4©2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

コローマタンギの貢献は、顔のアニメーション表現にも及んだ。トラクテンバーグ監督は「顔にマーカーをつけてモーションキャプチャをしてもらいましたが、それだけでなく、アニメーターと協力して“どう感情を表現するか”を一緒に探っていきました。『猿の惑星』や『ゴラム』のような“人間の顔をそのまま反映する”パターンとは異なり、プレデターにはマンダブル(外部顎)がある。つまり、表情の構造自体が違うんです。たとえば、まばたきをそのまま再現するよりも、眉の動きで感情を表現した方が自然だと分かったりして、そうした試行錯誤の中で、どう笑うか、どう怒るか、すべて模索しながら作り上げていきました」と製作の裏側を明かした。

デクの相棒となる上半身のみのアンドロイドのティアを演じたエル・ファニングも、コローマタンギと撮影を共にして、「(デクは)これまでに見た中で最も表情豊かなプレデター。なぜなら、終始ディミトリアスの表情が映し出されているから。VFXが加わっても、彼の表情や感情がすべて伝わってくる。(中略)どのシーンでも彼の存在感を感じられた」と称賛している。

トラクテンバーグ監督は、コローマタンギの演技を通してシリーズがこれまで描いてこなかった“若き戦士の精神”を掘り下げ、プレデターというキャラクターを“恐怖の象徴”から“感情を持つ生命体”へと進化させた。強さと脆さ、孤高と共感。トラクテンバーグ監督とコローマタンギの出会いが新しい鼓動をもたらした最新作に、期待が高まる。

プレデター バッドランド」は11月7日に世界同時公開。

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