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菅田将暉「参加できて幸せです」 「ミーツ・ザ・ワールド」松居大悟監督のラブコールに応え声で出演

2025年10月31日 07:00

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監督のラブコールで出演が決定した菅田将暉
監督のラブコールで出演が決定した菅田将暉
(C)金原ひとみ/集英社・映画「ミーツ・ザ・ワールド」製作委員会

杉咲花が主演し松居大悟監督がメガホンをとった「ミーツ・ザ・ワールド」に、菅田将暉が声で出演していることがわかった。

芥川賞作家・金原ひとみ氏による原作小説は、歌舞伎町を舞台に、擬人化焼肉漫画「ミート・イズ・マイン」をこよなく愛するも、自分のことは好きになれない27歳の主人公の新たな世界との出会いを描き、第35回柴田錬三郎賞を受賞。金原氏の著作が映画化されるのは、第130回芥川賞を受賞したデビュー作「蛇にピアス」以来、17年ぶりとなる。

杉咲演じる主人公の由嘉里は、27歳になって、結婚、出産と違う世界に次々と離脱するオタク仲間を見て、このまま仕事と趣味だけで生きていくことへの不安と焦りを感じ、婚活を始める。だが、参加した合コンで惨敗。歌舞伎町の道端で酔いつぶれていたところ、美しいキャバ嬢・ライに助けられる。その出会いは、由嘉里を新たな世界に導いていく。希死念慮を抱えたライをオーディションで抜擢された南琴奈、既婚者で不特定多数から愛されたいホスト・アサヒを板垣李光人、人が死ぬ話ばかりを書いている毒舌な作家・ユキを蒼井優、街に寄り添うBAR「寂寥」の店主・オシンを渋川清彦が演じる。

画像2(C)金原ひとみ/集英社・映画「ミーツ・ザ・ワールド」製作委員会

菅田が本作で担ったのは、ライのかつての恋人である鵠沼藤治役。自分に新たな世界を見せてくれたライに生き続けてほしいと強く願う由嘉里が、ライが今でも想いを寄せる藤治に望みをかけて実家を訪ねるも不在。家族から話を聞いた藤治が由嘉里の携帯に電話をかけてきて、約6分にわたって話をするシーンだ。

菅田が松居監督とタッグを組んだのは、山内泰延原作の学園ギャグ漫画を実写化した「男子高校生の日常」以来12年ぶり。松居監督が、ある打ち合わせのために菅田の所属事務所を訪れた際、たまたま居合わせた菅田と再会したことが大きなきっかけとなったようだ。松居監督は、「哀愁を漂わせながら酸いも甘いも呑み込んで第一線で闘っている“ギリギリで生きている感”が藤治と重なったんです。その上で、由嘉里が胸に抱えていた想いをぶつける相手ながら、電話のみでやり取りする役どころになるので、圧倒的に芝居が上手い人にお願いしたいと思い、菅田くんに“現代の生きづらさを代弁してもらえないか”とオファーしました」とキャスティングの舞台裏を明かした。

画像3(C)金原ひとみ/集英社・映画「ミーツ・ザ・ワールド」製作委員会

監督のラブコールに応えた菅田は声のみの出演となったが、事前に松居監督と何度か電話ですり合わせをした上で撮影現場に足を運び、実際に電話から聞こえてくる由嘉里の言葉を聞きながら収録を行った。現場には藤治としての衣装も用意され、菅田はそれを着用して収録に臨んだ。

菅田は、収録を振り返り「杉咲さんの声を聞いた瞬間に、これまでの由嘉里の日々がものすごいエネルギーで入ってきたのを覚えています。松居監督たちと作り上げてきた時間が流れ込んできた気がして、震えました。ほんとにその1秒で、素敵な現場なんだなと感じました。瑞々しく脂っこい登場人物たち、吐き出すように貪る焼肉。ずっとよくわからない自分。香ばしい思い出も愛しく感じてくる映画だと思います。参加できて幸せです」と作品に参加できた喜びを語った。

ミーツ・ザ・ワールド」は10月24日から全国公開。

画像4(C)金原ひとみ/集英社・映画「ミーツ・ザ・ワールド」製作委員会

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