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【名曲誕生】「バッドランズ」、連続殺人鬼スタークウェザー……スプリングスティーンが“曲名”を決めた瞬間をとらえた映像公開

2025年10月26日 11:00

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新カットも披露
新カットも披露
(C)2025 20th Century Studios

20世紀を代表するロック・アイコンで、“The Boss”と称されるブルース・スプリングスティーンの若き日を描く音楽ドラマ「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」の本編映像を、映画.comが独占入手した。

1982年。キャリアの岐路に立つブルース・スプリングスティーンは、名声の影で深い孤独と葛藤に揺れていた。ロックスターとしての喧騒を離れ、彼が向かったのは、誰もいない荒野のような“どこでもない場所”。4トラックのレコーダー1台、手元にあるのは曲になりかけた断片だけ。恋人との時間、幼き日の母との思い出、そして父との確執に苛まれながら、彼は静かに魂を刻み始める。その時、彼に何が起こっていたのか――。伝説の名盤「ネブラスカ」創作の舞台裏と心の旅を描き出す。

本編映像は、スプリングスティーンが自宅の寝室で録音した曲のタイトルを「ネブラスカ」に決めた瞬間を切り取っている。カメラは“スタークウェザー”を歌う彼の横顔にフォーカス。歌い終えたスプリングスティーンは、「よかったろ」と確認する。じっと耳を澄ませていたミキサーのマイク・バトランは「いいと思うよ。曲名はあるのか?」と問いかける。すると、スプリングスティーンは「“スタークウェザー”だが――“ネブラスカ”にする」と曲のタイトルを告げる。

82年、ニュージャージーの自宅で孤独な創作活動を続けていたスプリングスティーンは、ある夜、テレビで放映されていたテレンス・マリック監督作「バッドランズ」に目が釘付けになった。スタークウェザーとは、1958年1月21日から1月29日の間に10名もの人々を殺害したチャールズ・スタークウェザーの名だ。

なぜ、この男は非道な行為を続けたのか。その逃避行とはどんな旅だったのか。マリック監督の映画に触発されたスプリングスティーンは、当時の新聞記事を貪るように調べあげ、ひとつの物語を紡いでいった。そして、この事件の始まりとなった場所がネブラスカ州だったのだ。

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今回の映像披露にあわせて、新場面写真も発表。スプリングスティーンが自宅でレコーディングができる4トラックのレコーダーを確認するシーンを写し出している。スプリングスティーンは自宅の寝室のベッドでレコーダーを確認した後、この機材を手配したギターテクニシャンであり友人であるマイク・バトランに礼を言う。

同写真では後ろ姿となるバトランを演じるのは、エミー賞受賞俳優でありコメディアンでもあるポール・ウォルター・ハウザーだ。ハウザーはマイクについて、「成功するずっと前からブルースと共にツアーを回り、皆でホテル部屋を共有し、ビールとガソリン代に金を費やしていた時代からの付き合いだった。彼はブルースが困難な時期を過ごす間も寄り添い、『ネブラスカ』アルバムのオリジナル録音では即席のエンジニアのような役割を果たした」と語っている。

その証言通り、バトランは世界初(1979年9月時点/TEAC調べ)の標準カセットテープを使用した画期的な4トラックマルチトラックレコーダー「TEAC 144 PORTASTUDIO」を調達。スプリングスティーンが自宅の寝室でレコーディングできる環境を整えると、その収録にも立ち会ったのだった。

「TEAC 144 PORTASTUDIO」
「TEAC 144 PORTASTUDIO」
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スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」は、11月14日から全国公開。

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