Netflix映画「フランケンシュタイン」本予告&場面写真が完成 デル・トロ監督はモンスター愛溢れるコメント
2025年10月22日 08:00

ギレルモ・デル・トロ監督の最新作となるNetflix映画「フランケンシュタイン」の本予告(https://youtu.be/zr3OOSQTcLw)と追加場面写真が披露された。併せてデル・トロ監督が、モンスター愛溢れるコメントを寄せた。
小説家メアリー・シェリーの名著で今もなおあらゆる創作物に強く影響を与え続けている怪作を実写映画化。デル・トロ監督によって、生と死を描き、人間として生きる意味や、愛を渇望し、求めることの意味を問う壮大なドラマが展開する。

天才科学者のヴィクター・フランケンシュタイン博士(オスカー・アイザック)は、“科学の力で不死の生命を生み出す”という傲慢な欲望を持ち、数々の死体の肉と骨をつなぎ合わせ、ついに“怪物”(ジェイコブ・エロルディ)を誕生させる。最初こそ怪物の完成に興奮していたヴィクターだったが、いつまでたっても求めていた知能に達さず、怪力だけを発揮する姿におぞましさを感じていく。
そして、とある事件により博士は怪物の元を離れていくが、怪物は孤独を彷徨いながら創造主であるヴィクターからの愛を求め彼を捜そうとする。“自分が何者であるか”を探し求める怪物の愛の渇望は、次第にヴィクターへの“復讐”へと姿を変えていく。

本予告は、ヴィクターが生み出した“怪物”の独白から幕を開ける。雷鳴が轟き、激しい雨が降り注ぐ夜、死の静寂を破って“それ”は息を吹き返す。記憶は断片的だが胸を焦がすような執念だけが残り、自らを生み出した男を追い求める中で、怪物は「ヴィクター・フランケンシュタイン」という名に辿り着く。初めて心を通わせた理解者との出会い、炎に包まれて崩れ落ちる屋敷、深海の闇に沈みゆく肉体、そして仮面の奥から覗く骸骨の天使。デル・トロ監督が描き出す荘厳で残酷な美の世界を、たっぷりと味わえる映像に仕上がっている。
場面写真は、研究所にひとり佇むヴィクターや、黒衣の中からわずかに覗き見える“怪物”の目を捉えたカット、ティファニーのジュエリーを纏い、気高い輝きを放つミア・ゴス演じるエリザベスの姿、そしてまだ純真だったヴィクターの幼少期、彼を破滅の道へと導いた“運命の起点”などを切り取っている。

本予告公開に合わせてコメントを寄せたデル・トロ監督は、「この映画は、7歳でジェームズ・ホエールの『フランケンシュタイン』を初めて観たときから始まった旅を締めくくるものです。ボリス・カーロフの瞳を見て、衝撃が走るように感じ取りました。ゴシックホラーは私にとって教会のような存在で、彼は私の救世主だと。決定的な瞬間でした」と「フランケンシュタイン」への特別な愛を語った。
そして「メアリー・シェリーの傑作は、私の魂の中で燃えたぎっている数多くの問いに満ち溢れています。その問いは存在論的で繊細、残酷で破滅的ですが、若者の心だけで燃え上がり、大人や社会だけが答えられると感じるものです。私にとって、自分が渇望する秘密を握っているのはモンスターたちだけなのです。みなさんの夢の世界にもモンスターたちが現れて、私にそうしてくれたように慰めを与えてくれることを願っています。なぜなら、私たちは皆、迷子になった怪物だからです」と、映画を待つ観客にメッセージを送った。
Netflix映画「フランケンシュタイン」は、一部劇場にて10月24日より公開。。11月7日から世界独占配信スタート。
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