「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」“魂の叫び”が凝縮された日本版本予告&ポスター公開
2025年10月17日 07:00

20世紀を代表するロック・アイコンで、“The Boss”と称されるブルース・スプリングスティーンの若き日を描く音楽ドラマ「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」の日本版本予告(https://youtu.be/QcKnLf4Ak_Y)とポスターが、このほど公開された。
1982年。キャリアの岐路に立つブルース・スプリングスティーンは、名声の影で深い孤独と葛藤に揺れていた。ロックスターとしての喧騒を離れ、彼が向かったのは、誰もいない荒野のような“どこでもない場所”。4トラックのレコーダー1台、手元にあるのは曲になりかけた断片だけ。恋人との時間、幼き日の母との思い出、そして父との確執に苛まれながら、彼は静かに魂を刻み始める。その時、彼に何が起こっていたのか――。伝説の名盤「ネブラスカ」創作の舞台裏と心の旅を描き出す。
予告の冒頭では、大観衆が熱狂する巨大コンサート会場のステージで歌うブルース・スプリングスティーン(ジェレミー・アレン・ホワイト)が映し出され、誰もいない坂道を黙々と歩くスプリングスティーンの「人々が望むのは、彼らにとって理想の姿」だという心のつぶやきが重ねられる。
やがて、82年にリリースされたアルバム「ネブラスカ」に収められた名曲「アトランティック・シティ」が流れると、過去と未来をつなぐ橋、自宅のベッドで4トラックの録音機を確認した後、スプリングスティーンが、ギターにカポタストを取り付けるシーンへと続く。その頃、ジョン・ランダウ(ジェレミー・ストロング)は、レコード会社の重役から「次のアルバムの期待は大きい」と迫られていた。孤独に創作を続けるスプリングスティーンとダイナーで落ち合ったランダウは、「連中はチャートしか頭にない」と売れることだけに夢中になっていると話し合う。
映像は「アトランティック・シティ」に乗せて、幼き日のスプリングスティーンの姿へ。モノクロになった画面には、一人で酒を飲む父ダグ(スティーブン・グレアム)の重々しい顔が映し出され、その視線は息子に向けられる。その先にいるのは成長したスプリングスティーン。監督のスコット・クーパーは、幼少期と現在を交錯させ、背後から迫る消し去ることのできない過去と向き合っていたロックの英雄の葛藤を表現している。
「ネブラスカ」の原音が録音されたカセットテープを聴いたジョン・ランダウに、スプリングスティーンはこのアルバムに込めた特別な想いを伝える。固い決意を受けとめたランダウは「手に入れる、どんな代償を払っても」と確認すると、リスクを承知で原音のままリリースすることに同意。予告編は、スプリングスティーン伝説の原点である「明日なき暴走」のシャウトで結ばれる。
「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」は、11月14日から全国公開。
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