細田守監督最新作「果てしなきスカーレット」、日本及び全世界で東宝とソニー・ピクチャーズの共同配給が決定
2025年10月9日 15:00

細田守監督の最新作「果てしなきスカーレット」を、日本および全世界で東宝とソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(以下、SPE)が共同配給することが発表された。
日本国内では、東宝とSPEの共同配給で11月22日から公開。日本以外の全世界では、Sony Pictures Entertainment(北米:Sony Pictures Classics、その他:Sony Pictures Releasing International)と東宝グループの共同配給で、12月のアメリカでの先行公開などを皮切りに、順次公開される。
本作で描かれるテーマは、“生きる”。「人は何のために生きるのかを問う、骨太な力強い映画を目指したい。今、この大きなテーマを、観客と一緒に考えたい」という細田監督の思いから始まった本作は、主人公の王女・スカーレットが父の復讐に失敗するも、“死者の国”で再び宿敵に復讐を果たそうとする物語。主人公・スカーレットの声を芦田愛菜が担当し、スカーレットと共に旅をする現代の日本人看護師・聖を岡田将生が演じる。
第82回ベネチア国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門、第50回トロント国際映画祭スペシャル・プレゼンテーション部門、第63回ニューヨーク国際映画祭スポットライト部門へと選出。ベネチア国際映画祭での公式上映では10分を超えるスタンディングオベーションが巻き起こり、一足早く作品を楽しんだ観客からは「平和を大事にし、争いや復讐を止め、人と人との繋がりを大事にしようという、そのメッセージ性が素敵でした」「アニメーションの表現も、前作と比べてすごく進化していて、手描きとは違う、より立体感のある表現がとても綺麗でした」「これまで細田監督の作品は観たことがなかったのですが、本当に素晴らしかったです」といったコメントが寄せられた。
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