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出演者は全員イスラエル人、しかしイスラエル本国で上映禁止…「ネタニヤフ調書 汚職と戦争」本編映像&場面写真

2025年10月7日 12:00

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イスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフ
イスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフ
©2024 BNU PRODUCTIONS LLC ALL RIGHTS RESERVED.

イスラエル本国では上映禁止となり、イスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフ自らが公開中止を求めて訴訟を起こそうとした衝撃のドキュメンタリー映画「ネタニヤフ調書 汚職と戦争」が11月8日、日本での緊急公開が決定した。このほど本編映像(https://youtu.be/fgIl0qa5qfo)と場面写真が披露された。

いまなお終わりの見えないガザ・イスラエル紛争。この紛争のキーマンとされるのがカリスマ的なリーダーシップを持ちながらも、強硬的な政治姿勢で物議を醸すイスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフだ。しかし、彼が在任中に刑事起訴された史上初のイスラエル首相であることを国外の多くの人々は知らない。2023年10月7日、ハマスによるイスラエル攻撃の報復としてイスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの攻撃が開始され、現在も戦闘は続き多くの人命が失われている。

2017年、彼の汚職捜査の過程で秘密裏に本作の制作チームにリークされた未公開の警察尋問映像には、メディアとの癒着や財界からの収賄、利益供与の実態が記録されていた。アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した「『闇』へ」(07)や同賞ノミネートの「エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?」(06)などを発表、米エスクァイア誌にて「現代で最も重要なドキュメンタリー作家のひとり」と称されるアレックス・ギブニーが製作総指揮、ユダヤ人の父とドイツ人の母の間に生まれ、「アニタ 反逆の女神」(24)の公開も控えるアレクシス・ブルームが監督を手掛けた本作は、ネタニヤフが有罪回避のため極右勢力と結託し、長期政権の下でイスラエルを分断し民主主義を危機にさらした過程を描き出す。

本編映像は、2006年から2009年までイスラエル首相を務めたエフード・オルメルト氏がネタニヤフ首相について語るワンシーンだ。「彼はシステムを破壊しようとする。『私は特別だ。誰も手出しできない。手を出せば陰謀だ』と語るんだ」と彼を痛烈に批判している。画面写真は、ネタニヤフ首相とサラ・ネタニヤフ夫人の警察尋問の様子や、証言者として本編に登場するイスラエル元首相、元シンベト長官、ネタニヤフの元選挙参謀、子供時代の友人、元官邸ハウスキーパーらだ。

製作総指揮を務めたアレックス・ギブニーは、「本作の出演者は全員イスラエル人で、1人を除いて全員ユダヤ人です。彼らはネタニヤフに批判的で、世論調査によればイスラエル国民の70%も同様です。ネタニヤフはイスラエルと地域の安全保障を著しく損なってきました。ネタニヤフ批判を反ユダヤ主義と結びつけてはいけません。彼はユダヤ教でもイスラエルそのものでもないのです」と語っている。11月8日よりシアター・イメージフォーラムほか、全国順次公開。

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