Mrs. GREEN APPLEのライブフィルム＆ドキュメンタリー2作品、11月28日から同時公開！　キービジュアルを披露

2025年10月6日 17:30

人気スリーピースバンド「Mrs. GREEN APPLE」が今年7月に行ったライブをIMAXで上映する「MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE FJORD（フィヨルド） ON SCREEN」と、バンドのドキュメンタリー映画が、11月28日から2作品同時公開が決定。ドキュメンタリーのタイトルが「MGA MAGICAL 10 YEARS DOCUMENTARY FILM THE ORIGIN」に決定し、併せて同作のキービジュアルが披露された。同一アーティストの映画“2作同時公開”とライブフィルムのIMAX上映は、日本人アーティストとしては史上初。

「MGA MAGICAL 10 YEARS DOCUMENTARY FILM THE ORIGIN」は、　今年、デビュー10周年プロジェクトをスタートさせたMrs. GREEN APPLEメンバーの素顔と、新曲「Variety」が生み出されるまでの創作過程に完全密着したドキュメンタリー。タイトルの“ORIGIN”には、彼らがミセスである“原点”、そして創造の“原点”の意味合いが込められており、本作ではこれまで明かされることのなかった、大森元貴(Vo/Gt)が楽曲をゼロから創り上げる制作の現場を初公開。

唯一無二の音楽が形になっていく過程や、バンドの中心を務める森の頭の中、そしてMrs. GREEN APPLEとして生きる3人の思いが、赤裸々に映し出される。本作の製作総指揮も担った大森は、今、ドキュメンタリーを世に出す意図について「この数年で Mrs. GREEN APPLE が世の中に届いて、多くの方に知っていただけてきているのを我々も感じています。間口が広がっていくと、奥行きをつけていくということをちゃんとしないと芸事として淘汰されてしまうと感じていたので、正しく見せたいという思いがありました」と語り、「『10周年だから撮ろう』ではなく、『今撮るべきだ。ちょうど10周年だし』という方が正しいです」と、映画が単なる記念事業ではないことを強調した。

キービジュアルは、本編のワンシーンを起用したものだが、そこに笑顔はない。明るいイメージが強い彼らだが、音楽と向き合う3人の真剣な表情を捉えた緊張感溢れるカットとなっており、「あなたは初めて、ミセスを知る。」というキャッチコピーが添えられている。

メガホンを取ったのは、大森を主演に迎え今年大ヒットを記録した映画「#真相をお話しします」の豊島圭介。2020年公開のドキュメンタリー映画「三島由紀夫vs東大全共闘　50年目の真実」でも高い評価を得た豊島は、本作について「僕もドキュメンタリーを何本か撮っていますが、1年間も密着するのは初めてでした。今回特殊なのは、被写体とプロデューサーが同一人物であるということです。密着対象の被写体がいて、監督とプロデューサーがカメラの後ろにいて追いかける、みたいなことが普通だと思うんですけど、今回は大森さんがプロデューサーであり、被写体であるという特殊な環境なので、今までやれなかったことが多分できるかなと思いました」と撮影を振り返った。

「MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE FJORD ON SCREEN」キービジュアル

一方、「MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE FJORD（フィヨルド） ON SCREEN」は、今年7月26日～27日に開催されたミセス史上最大規模のスケールのライブ「MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE FJORD」をIMAXで上映するもの。同ライブは約10万人の観客を会場に動員、2日目はWOWOWでの「生中継」のほか、計15の配信プラットフォームでの「生配信」、全国325館での「映画館ライブビューイング」、“みるハコ”での「カラオケビューイング」も行われ、2日間でトータル約35万人以上のファンを魅了した。