韓国発のパラレルワールド映画「あの時、愛を伝えられなかった僕の、3つの“もしも”の世界。」12点の場面写真公開
2025年10月6日 17:00

第11回ソウル国際プライド映画祭オープニング作品として上映された韓国発のパラレルワールド映画「あの時、愛を伝えられなかった僕の、3つの“もしも”の世界。」の12点の場面写真が披露された。
本作は、青春時代の後悔を抱える男性が、過去に別の選択をした場合の3つの人生を生きる姿を描く。舞台は1995年のテグ。不仲な両親や学校でのイジメにストレスを募らせていたドンジュンは、カリスマ性あふれる男友だち・カンヒャンに恋をする。しかし穏やかな日々は思いがけない事件で終わりを迎え、カンヒャンはテグを去ってしまう。
それから25年後。カンヒャンに思いを伝えられなかった後悔を抱えたまま大人になったドンジュンは、不幸で惨めだと感じる人生を送るなかで、「もしあの時、別の選択をしていたら?」と考える。テグで高校教師になる人生、ソウルで大学教授になる人生、プサンで父親になる人生。3つの異なる2020年秋を生きるドンジュンは、足りない何かを探し続け、やがて本当の自分を見いだしていく。
(C)Lewis Pictures All Rights Reserved主人公ドンジュンをドラマ「パンドラ 小さな神の子供たち」のシム・ヒソプ、その青年時代を「このろくでもない世界で」のホン・サビンが演じ、ドンジュンが憧れる男友達をドラマ「無人島のディーバ」「同感 時が交差する初恋」のシン・ジュヒョプが担っている。その他「ヌルボムガーデン」、Netflixドラマ「イカゲーム」のキム・ジュリョンとドラマ「かくれんぼ」「オレのことスキでしょ。」のソン・チャンウィが特別出演し、脇を固めている。
(C)Lewis Pictures All Rights Reservedメガホンをとったのは、長編映画デビュー作「葬式のメンバー(英題「Members Of The Funeral」)」が、ベルリン国際映画祭やエディンバラ国際映画祭などに招待されたペク・スンビン。全米図書賞に輝いた、ウィリアム・マクスウェルの小説「So Long, See You Tomorrow」から着想を得て、大邱で10代を過ごした自身の経験をもとに脚本を書き上げた。
場面写真は、主人公のドンジュンと初恋相手のカンヒャン、ふたりの男子高生の淡い思い出や、大人になったドンジュンの姿を捉えている。
「あの時、愛を伝えられなかった僕の、3つの“もしも”の世界。」は、10月31日からシネ・リーブル池袋他全国公開。
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