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「愚か者の身分」林裕太が語る北村匠海&綾野剛へのリスペクト 「ふたりにどう食らいついて一緒にお芝居できるか…」

2025年10月3日 14:00

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林裕太、北村匠海&綾野剛は「芝居が好きで役のための準備がものすごい」
林裕太、北村匠海&綾野剛は「芝居が好きで役のための準備がものすごい」
(C)2025 映画「愚か者の⾝分」製作委員会

北村匠海林裕太綾野剛が共演し、第30回釜山国際映画祭のメインコンペティション部門にて最優秀俳優賞を受賞した逃亡サスペンス「愚か者の身分」が近日公開されることを記念し10月2日、東京・TOHOシネマズ日比谷で、「TOHOシネマズ ピックアップ・シネマ Vol.10『俳優・林裕太』」が開催された。林が、2023年に公開された主演映画「ロストサマー」上映後のトークイベントに参加し、北村・綾野へのリスペクトを語った。

本作は、永田琴監督と、Netflixドラマ「今際の国のアリス」シリーズや「幽☆遊☆白書」などを手がけたプロデューサー集団「THE SEVEN」が、「マルチの子」の西尾潤氏のデビュー作で、第2回大藪春彦新人賞を受賞した同名小説(徳間文庫刊)を映画化するもの。貧しさから闇ビジネスの世界に足を踏み入れ、抜け出せなくなった3人の若者たちの運命と、友との絆を描く。

画像2(C)2025 映画「愚か者の⾝分」製作委員会

まず林は、9月6日の第30回釜山国際映画祭での受賞の裏側を語る。その一報は、9月24日に実施した完成披露試写会の日にもたらされていたそうで、「匠海くんも剛さんも、チームのみんなもその場にいて一緒に報告を聞いたのですが、信じられない思いでした。『ええ? うそ?』みたいな。まずは、何かを受賞したことに対して嬉しくて、その数秒後に『3人って!?』と驚いた」と、思い出し笑い。3人同時という異例の受賞に、作品全体を評価する映画祭側の意図を感じたそうで、「作品も俳優も評価されているからこその3人受賞。『その獲り方っていいよね!』と、嬉しかったです」と喜びもひとしおのようだ。

続いては撮影を振り返り、林は「匠海くんからもらうものがたくさんあった。そして、その背景に剛さんがいることを感じていました」「物語のなかの話だけではなく、演じている僕らも剛さんの存在を感じていて、後々、剛さんも匠海さんもそれを意識していたと聞いたので、その雰囲気がそのまま画になっていると思うとすごく嬉しいです」と、手応えは十分だと明かす。

改めてふたりとの共演について、林は「すごく嬉しかったですし、このふたりにどう食らいついて一緒にお芝居できるかを必死に考えましたし、普段以上に準備に気合が入りました。小学生の頃から見ているおふたりだったので、そのおふたりと共演できること、横に並ぶことが出来るのは特別なこと。ちょっと誇らしい気持ちになりました」と、感慨を語る。さらに、「ふたりともメチャクチャ役者。芝居が好きで役のための準備がものすごい」「剛さんはいろいろなプランを立てるし、準備のためならば何でもする。匠海くんは映画全体のために雰囲気を作って、そこで自分がどう振る舞うのか考えて行動が出来る方。ふたりからの学びはたくさんありました」と述懐した。

画像3(C)2025 映画「愚か者の⾝分」製作委員会

イベント終盤には、「ロストサマー」の麻美監督がサプライズで登場し、林に花束を贈呈した。先んじて「愚か者の身分」を鑑賞した麻美監督は、「私にとって林裕太は『ロストサマー』のフユなので、何をしているんだ、フユ!?と思った。他人ごととは思えず作品を見て最高だと思った」と絶賛。これに林は照れながら、相好を崩していた。

最後に林は、「SNSで皆さんの投稿を見ているので嬉しいです」と、集まったファンに伝え、「皆さんの感想が僕の生きる糧、仕事のモチベーションにつながっています。応援してくれている方々のために頑張っています。『愚か者の身分』は、いままで僕のことを『良いね!』と言ってくれた方の温かい気持ちをそのまま役にぶつけた、そんな作品になっています。劇場公開の際にはぜひご覧いただき『良かった!』と投稿してもらえると嬉しいです!」と、はにかみながら呼びかけていた。

愚か者の身分」は、10月24日に全国公開。


【「愚か者の身分」あらすじ】
 SNSで女性を装い、言葉巧みに身寄りのない男性たち相手に個人情報を引き出し、戸籍売買を日々行うタクヤ(北村)とマモル(林)。彼らは劣悪な環境で育ち、気付けば闇バイトを行う組織の手先になっていた。闇ビジネスに手を染めているとはいえ、時にはバカ騒ぎもするふたりは、ごく普通の若者であり、いつも一緒だった。タクヤは、闇ビジネスの世界に入るきっかけとなった兄貴的存在の梶谷(綾野)の手を借り、マモルとともにこの世界から抜け出そうとする。

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