アリ・アスター監督、東京国際映画祭で2年ぶり3度目の来日 最新作「エディントンへようこそ」ポスター公開
2025年10月1日 11:00

A24製作、アリ・アスター監督、ホアキン・フェニックス主演の最新作「エディントンへようこそ」のポスタービジュアルが公開された。本作が第38回東京国際映画祭のガラ・セレクション部門への正式出品が決定し、アスター監督が前作「ボーはおそれている」以来2年ぶり3度目の来日を果たすことが発表された。
本年度のカンヌ国際映画祭でコンペティション部門出品作で、前作「ボーはおそれている」に続くアスターとフェニックス監督タッグ作。共演はペドロ・パスカル、エマ・ストーン、オースティン・バトラー、ルーク・グライムス、ディードル・オコンネル、マイケル・ウォードら実力派が顔をそろえる。
物語の舞台は2020年、ニューメキシコ州の小さな町、エディントン。コロナ禍で町はロックダウンされ、息苦しい隔離生活の中、住民たちの不満と不安は爆発寸前。保安官ジョー(ホアキン・フェニックス)は、IT企業誘致で町を“救おう”とする野心家の市長テッド(ペドロ・パスカル)と“マスクをするしない”の小競り合いから対立し「俺が市長になる!」と突如、市長選に立候補する。ジョーとテッドの諍いの火は周囲に広がっていき、SNSはフェイクニュースと憎悪で大炎上。同じ頃、ジョーの妻ルイーズ(エマ・ストーン)は、過激な動画配信者(オースティン・バトラー)の扇動動画に心を奪われ、陰謀論にハマっていく。
エディントンの選挙戦は、疑いと論争と憤怒が渦を巻き、暴力が暴力を呼び、批判と陰謀が真実を覆い尽くす。エディントンの町と住人は誰も予想できない破滅の淵へと突き進んでいく。暴力、陰謀論、SNSの暴走がすべてを焼き尽くす“炎上スリラー”に仕上がっている。
Ari Aster by Eamonn M. McCormackポスターは、小さな町の選挙戦を舞台に、暴力・SNS・陰謀論に翻弄、狂気と混沌の渦へと引きずり込まれていく運命の4人の姿を捉えたもの。添えられたキャッチコピーは「この町で正しいのは俺だけだ」。<正義か、無法か>――一見ポップなオレンジ色に燃え立つ背景は、まさに危険な<炎上>境界線に立つ彼らを象徴、不気味なほど不安を煽りたてるとともに見る人を炎の渦へと誘い込むようなビジュアルとなっている。
東京国際映画祭アリ・アスター監督舞台挨拶付きジャパンプレミアの日程、詳細などは後日公式SNSにて発表。映画は12月12日からTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。
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