次期007候補、スーパーヒーローよりジェームズ・ボンドを演じたいと本音

ポッドキャスト「Happy Sad Confused」に出演したディキンソンは、司会のジョシュ・ホロウィッツの「スーパーマンのオーディションを受けたことはあるか」と尋ねられると、「ない」と回答。マーベルのX-MENのオーディションやキャスティングのうわさについて、認められるものは何もないと付け加えた。

また、DCユニバースへの参戦は、「役次第だ」としつつ、「正直に言うと、この5年から10年の間、このユニバースでキャラクター的に特別に面白いと思えるものを見た記憶がない。ただ、悪役については興味を引かれる部分もある」と率直に語った。

「はっきりしたビジョンを持つ作家性の強い映画監督と組み、現実世界により密接に関連するキャラクターを描くことのほうにひかれる」というディキンソンは、「ジェームズ・ボンドという役は興味深い。ボンドが置かれる状況、キャラクター、世界観、彼が経験すること、それらが面白い」とコメント。「ボンドを演じることを真剣に考えたことはあるか」と問われると、ディキンソンは「もちろん、現実的にね」と答えた。

「007」シリーズ最新作のメガホンをとることになったドゥニ・ビルヌーブ監督は、20代後半から30代前半の無名のイギリス人俳優を想定していることが報じたられている。年齢、国籍の条件をクリアしているディキンソンだが、メジャー作品を含めすでに多数の作品に出演していることが不利になる可能性がある。次期ボンドを誰が演じるか、予想合戦はまだまだ続きそうだ。