杉咲花、最近の“推し”は「HANA」 人生初のファンクラブ入会も告白【主演作「ミーツ・ザ・ワールド」完成披露】
2025年9月15日 21:31

俳優の杉咲花が9月15日、都内で行われた主演作「ミーツ・ザ・ワールド」の完成披露上映会に出席した。推し活を生きがいにしつつ、自分のことが好きになれない主人公を演じる本作。自身の最近の“推し”は、7人組ガールズグループ「HANA」だと明かした。
オーディション番組「No No Girls」で、しのぎを削るメンバーたちを「すごく応援していた」といい、「本当に努力を惜しまず、どんどん発光していく姿が素晴らしくて。ライブでのメンバーの皆さんのひと言ひと言も……。生まれて初めてファンクラブに入りました。名前も同じ(花とHANA)ですし、ちょっと運命も感じる」と、その魅力を熱弁していた。

芥川賞作家・金原ひとみが新宿・歌舞伎町を舞台に描き、第35回柴田錬三郎賞を受賞した同名小説を映画化。二次元の世界を愛し、自己肯定感の低い主人公・由嘉里(杉咲)が、キャバクラ嬢との思いがけない出会いをきっかけに、新たな世界の扉を開いていく。
杉咲は「いまって共感できたり、誰かとの共通ポイントがフックになってつながることが重要視される空気がある」と指摘し、「この物語には、逆説的に圧倒的な分かり合えなさがあっても、相手を知ろうとすれば、何とか人と人が近くにいられる。そんな祈りのようなものが込められている」と、本作への思いを語った。
完成披露上映会には、杉咲をはじめ共演する南琴奈、板垣李光人、渋川清彦、筒井真理子、くるま(令和ロマン)、松居大悟監督が出席した。

南は、歌舞伎町で酔いつぶれた由嘉里を救うキャバ嬢・ライ役をオーディションで勝ち取り、「実際に杉咲さんがいらっしゃって、オーディションだと忘れてしまうほど、楽しくのびのびやらせていただいた」と感謝の言葉。杉咲は「心を打ちぬかれ、翻ろうされっぱなしだった」と南の存在感に感嘆していた。
既婚者でホストのアサヒを演じた板垣は、実際のホストクラブを訪問し、ホスト業を取材。「どんなルーティーンで生活されているのかお話を聞いたり、実際にシャンパンコールをしてもらいました」と振り返り、「この人とこの人を足して、2で割ると、アサヒに近いかなとか、いろいろ学ばせてもらいました」と役作りについて話していた。
「ミーツ・ザ・ワールド」は10月24日から全国公開。
(C)金原ひとみ/集英社・映画「ミーツ・ザ・ワールド」製作委員会
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