ミステリー作家マイケル・コネリー、記者時代の実体験をドラマ化
2025年9月14日 08:00

エドガー賞受賞の世界的ミステリー作家マイケル・コネリーが、自身の犯罪記者時代の実体験を題材にした新ドラマシリーズの企画を発表した。40冊以上のベストセラーを生み出してきた巨匠による野心的なプロジェクトで、「BOSCH ボッシュ」「リンカーン弁護士」に続く映像化作品として注目を集めている。
米Deadlineが独占報道したところによると、新作のタイトルは「Untitled Florida Task Force series」(フロリダ特捜班・仮題)。犯罪ドラマの名手として知られるジム・レナードとの強力タッグが実現した。レナードは「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」「デクスター ~警察官は殺人鬼」「Major Crimes 重大犯罪課」などの脚本を手がけてきた実力者で、今回はショーランナーとして参加する。
コネリーは小説家として名声を得る前、犯罪記者として現場最前線で活動していた。フロリダ大学卒業後、デイトナビーチ・ニュース・ジャーナル紙とフォートローダーデール・ニュース・アンド・サン・センティネル紙で犯罪取材に従事。その後ロサンゼルス・タイムズでも犯罪記者として勤務し、この経験が後の小説執筆の礎となった。新ドラマは、まさにこの記者時代の体験を基にしており、リアルな犯罪現場を知り尽くしたコネリーならではの視点が期待される。
コネリー作品の映像化は、これまでも consistently 高い評価を獲得してきた。代表作「ハリー・ボッシュ」シリーズを原作とする「BOSCH/ボッシュ」は、Prime Videoで7シーズンにわたって放送され、スピンオフ「ボッシュ:受け継がれるもの」「バラード 未解決事件捜査班」も制作されている。また、Netflix「リンカーン弁護士」も人気を博し、コネリーはすべての作品で製作総指揮を務めている。
新プロジェクトは、パラマウント・テレビジョン・スタジオで本格始動する。同スタジオは、スカイダンスによるパラマウント・グローバル買収に伴い新設された制作会社で、Paramount+向けの配信シリーズを中心に展開していく予定だ。
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