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韓国・セウォル号沈没事故を背景に紡がれる、女子高生たちの愛の風景 第45回青龍映画賞で2冠「君と私」予告

2025年9月11日 17:00

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済州島行きの修学旅行を明日に控えたふたりの女子高生が過ごす、夢のような1日
済州島行きの修学旅行を明日に控えたふたりの女子高生が過ごす、夢のような1日
(C)2021 Film Young.inc ALL RIGHTS RESERVED

2014年4月に韓国で発生したセウォル号沈没事故を題材に、済州島行きの修学旅行を翌日に控えたふたりの女子高生が過ごす、夢のような1日を描いた映画「君と私」の予告編、ポスター、場面写真12点が一挙お披露目された。

画像2(C)2021 Film Young.inc ALL RIGHTS RESERVED

監督・脚本を手がけたのは、ドラマ「D.P. 脱走兵追跡官」など名バイプレーヤーとして活躍する俳優、チョ・ヒョンチョル。長編監督デビュー作ながら、7年の歳月をかけて丁寧に織り上げた脚本は高い評価を受け、第45回青龍映画賞で「ソウルの春」「パスト ライブス 再会」などの大ヒット作をおさえ、最優秀脚本賞と新人監督賞をダブル受賞する快挙を果たした。

広告やMVを中心に手がけてきた新進気鋭の映像作家・DQMが撮影、日本でも人気の高い韓国の4ピースバンド「ヒョゴ」のメインボーカルを務めるオヒョクが音楽を担当。韓国カルチャーシーンを牽引するクリエイターが集結した。パク・ヘス(「スウィング・キッズ」)、キム・シウン(「あしたの少女」)が共演した。

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画像4(C)2021 Film Young.inc ALL RIGHTS RESERVED
画像5(C)2021 Film Young.inc ALL RIGHTS RESERVED

修学旅行の前日、セミ(パク・ヘス)は教室で不思議な夢を見た。胸騒ぎを覚えたセミは学校を抜け出し、思いを寄せるハウン(キム・シウン)の病室へと走る。自転車との衝突で脚をケガしたハウンは、修学旅行を諦めて入院中だった。セミは「一緒に修学旅行に行こう」と必死でハウンを説得し、ビデオカメラを片手に何とか旅費を工面しようとする。しかしどこか煮え切らないハウンの態度に、セミの抑えていた感情がついに溢れ出す。心に秘めてきた思いを、今日こそ伝えたい――互いに言葉にならない気持ちを抱えたまま、ふたりだけの夜が訪れた。

画像6(C)2021 Film Young.inc ALL RIGHTS RESERVED
画像7(C)2021 Film Young.inc ALL RIGHTS RESERVED

予告編では、オヒョクによる音楽が響くなか、修学旅行の前日をともに過ごすセミとハウンの姿が切り取られている。チョ・ヒョンチョル監督が「劇中のシーンが夢のように見えたらいいと思った。光が豊かで、生きて動いているように見えてほしかった」と語る通り、春の温かな陽光を最大限、映像に落とし込みながら撮影が行われており、どこか幻想的で柔らかな映像が印象的。短いセリフに、ふたりが心に秘める、互いへの思いがにじんでいる。

映像冒頭の「だれかの記憶の中では忘れ去られていくとしても、春がくるたびに、心を痛めている方がいることを思い出して欲しい」というメッセージからは、本作に込められたチョ・ヒョンチョル監督の強い思いが感じられる。

画像8(C)2021 Film Young.inc ALL RIGHTS RESERVED
画像9(C)2021 Film Young.inc ALL RIGHTS RESERVED

ポスターは、制服姿で抱き合うセミとハウンをとらえている。中央左下の原題ロゴは、チョ・ヒョンチョル監督の直筆。邦題のロゴは、デザインを担当したアートディレクターの脇田あすかが、原題ロゴの温もりや質感を汲みとりながら、新たに手書きで制作した。また場面写真からは、DQMによる、夢と現実の境界に立つような、独特の空気感をもつ淡い質感が伝わってくる。

君と私」は、11月14日から東京・渋谷パルコ8F ホワイト シネクイントほか全国で順次公開。

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