「映画業界若手戦略会議」開催 映画館への来場を増やす施策などを議論
2025年9月2日 16:00

これは映画館、配給、営業、宣伝など、映画業界で活躍する若手メンバーが集合し、業界内の垣根を超えて「映画館に足を運ぶ人を増やす」ための具体的な施策を策定して、今後約1年をかけて実行までを行っていくもの。
第一回は、各社が抱える課題と映画業界全体が持つ課題についてディスカッションを行った。
・劇場としては人気作品の収益に頼らざるをえず上映に偏りがある状態
・チケット代が高くなり若者が鑑賞しづらい
「映画館に行こう!」実行委員会事務局の松岡宏泰代表理事は「今回の会議では、若手ならではの視点や熱量に触れることができ、非常に心強く感じました。今後どのようなアイデアが出てくるのか楽しみです。1年後には、具体的な施策が形となり、映画館に足を運ぶ人が増えることを期待しています」とコメント。
現在「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」、「国宝」が大ヒット中だが、アニメ作品のコンスタントなヒットにも支えられて、2000年以降の国内の年間興収は2000億円前後で推移。2019年には年間動員が1億9500万人、興収は2611億円を記録したが、コロナ禍の2020年には動員1億人、興収1432億円にまで減少。22年から回復傾向にあるが、2000年以降の目標である年間動員2億人突破は達成できないでいる。
今後の展開としては、今回のディスカッションをもとに、チームごとにプレゼンを行い、選ばれた施策を実現していく。実際に動き出した施策については、随時発表していく予定としている。
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