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【「グラン・ブルー 完全版」4Kリマスター版本日公開】リュック・ベッソン監督が製作裏を明かす貴重なインタビュー公開

2025年8月29日 09:00

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本日公開
本日公開
(C)1988 GAUMONT

リュック・ベッソン監督の原点にして頂点とも称される「グラン・ブルー 完全版」の4Kリマスター版が、本日8月29日から公開されている。本記事では、旧版公開時に寄せられたベッソン監督のインタビューを紹介する。

ベッソン監督が29歳で手がけた本作は、1988年にフランス全土で公開され1000万人以上を動員する大ヒットを記録。若者達の絶大な支持を集め、「Grand Bleu Generation」と呼ばれる社会現象にまでなった。主人公のモデルが伝説的なダイバーにして“イルカに一番近い男”と称された故ジャック・マイヨールであることは有名だが、物語の奥には幼少期より海に慣れ親しんで育ったベッソン自身の記憶や体験も息づいている。

「グラン・ブルー」には、ベッソン監督の海への想いがぎっしりと詰まっている。撮影地の1つになったのは、ギリシャ・イオス島の町マンガナリ。ここは、ベッソン監督が8歳の時、海と慣れ親しんだ場所だ。

「1日に4時間も潜ったよ。何もかも忘れて夢中になってね」

2年後、家族とモロッコの海岸でキャンプをしていた“少年”ベッソンは、沖の方を何度も通り過ぎるイルカの背びれを見つけた。そっとボートで近づいたが、イルカたちは逃げなかったという。

「穏やかに泳ぐその姿は、まるで上質の羽毛ふとんの中にいる子どものようだった。僕が海に入ってから数分経つと、彼らは鼻で押してくれたり、背びれをのばして一緒に泳がせてくれたんだ。お腹をみせて、さすられるのを待っていたりね。3時間ぐらい経ってから、遠くの方から何か聞こえることに気が付いた。月明かりの中、誰かが帰りの知らせを叫んでいたんだ」
画像2(C)1988 GAUMONT

やがて映画監督になったベッソンは、かねてから憧れていたジャック・マイヨールに接触。そして、「サブウェイ」で興行的にも成功を収めた後、今こそ“海の映画”を作る時期だと感じ、ゴーモン社から莫大な製作費を取り付ける。

「大きな映画を作れる自信が持てたのと同時に、“表現方法”よりも“表現”こそ重要なんだと感じたんだ。僕の海への“想い”は“純粋”な人間でなければ映画にしようと思わない類のものだ。しかし映画作りには“経験”こそが重要視される。純粋なだけでは映画など監督できない。この純粋さと経験のバランスがちょうどうまくミックスされた瞬間に『グラン・ブルー』を作れたことは幸運だったと思う。もう少し映画作りの経験を積んだ後だったら物語にもっと余分な要素を加えていたかもしれないし、第一、映画化しようと考えなかったかもしれない」
画像3(C)1988 GAUMONT

ベッソン監督は最初の訪問から3年半後にマイヨールと再会する。エルベ島へ連れていかれ、約30mの深さまで潜ったベッソンは、「わかったかい?」とマイヨールから聞かれ、こう答えたという。

「全てを理解したわけではない。ただ、何かを感じとれた」

その時の感情が、脚本へとつながっていったのだ。

画像4(C)1988 GAUMONT

【「グラン・ブルー」あらすじ】

幼い頃に海辺で出会い、潜水の腕を競い合ったジャック(ジャン=マルク・バール)とエンゾ(ジャン・レノ)。大人になったエンゾは、フリーダイビングの大会にジャックを誘う。勝負に燃える情熱的なエンゾと、イルカと対話し海と心を通わせるように潜る孤高のジャック。ふたりは競い合いながらも互いに影響を与え合う。そしてジャックは彼に想いを寄せるジョアンナ(ロザンナ・アークエット)との関係に戸惑いながら、海への憧れと人間世界との狭間で揺れ始める――。ある日、ジャックは人間の限界に迫るような記録を打ち立てる。負けず嫌いのエンゾは、なおもその記録に挑み続けようとして……。

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