新エピソードを加えた9部構成の「ザ・ビートルズ・アンソロジー」11月26日から配信
2025年8月22日 09:00

伝説的バンド「ザ・ビートルズ」の解散後に制作されたドキュメンタリーシリーズに、新たなエピソードを加えた「ザ・ビートルズ・アンソロジー」が、11月26日から、ディズニープラスの「スター」で独占配信されることが決定した。
約30年前に公開された「ザ・ビートルズ・アンソロジー」は、リバプールやハンブルクから伝説が始まり、たちまち世界を熱狂させたバンドの軌跡が描かれている。「ビートルマニア」(熱烈なファンの名称)という言葉を生みだした世界的ブームやアメリカでの衝撃的なデビュー、60年代カウンターカルチャーのアイコンとしての存在感、インドでの精神的探求、そして解散まで、時代を超えた数々の物語が詰まっている。
ナレーションやインタビューがメインとなる従来のドキュメンタリー形式ではなく、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターのメンバー4人が、彼らの歴史を語るという革新的なスタイルが話題を呼び、音楽ドキュメンタリーの概念を変えた作品として記憶される本作は、若い世代を中心に、新たなリスナーを生み出すきっかけにもなった。
これまでの「ザ・ビートルズ・アンソロジー」は8部構成だったが、このたび、完全新作のエピソード9を加えた9部構成に刷新。修復・リマスターを経た完全新作として、時代を超え、再び全世界のファンに「ザ・ビートルズ」の衝撃と感動が届けられる。
新たに制作された完全新作のエピソード9には、94年から95年にかけて、亡くなったレノンを除くメンバー3人が、コンピレーションアルバム「ザ・ビートルズ アンソロジー1」の制作に取り組む様子や、「ザ・ビートルズ」としての人生を振り返る未公開の舞台裏映像がおさめられている。
修復とリマスター作業は、アップル・コア社の制作チーム、そして過去にも「ザ・ビートルズ」のドキュメンタリーを数多くプロデュースしてきたピーター・ジャクソン監督率いるウィングナット・フィルムズとパーク・ロード・ポストのチームが協力して行われた。また、「ザ・ビートルズ」のプロデュースを手がけたジョージ・マーティンの息子で、音楽プロデューサーのジャイルズ・マーティンが、多数の収録楽曲の新たなオーディオミックスを担当している。
「ザ・ビートルズ・アンソロジー」は、11月26日から、ディズニープラスの「スター」で独占配信される。
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