こだわりが半端ない! 「レッド・ツェッペリン ビカミング」監督のメッセージ映像公開「最高の音響環境でご覧ください」
2025年8月21日 13:00

伝説的ロックバンド「レッド・ツェッペリン」のメンバーが初めて公認したドキュメンタリー「レッド・ツェッペリン ビカミング」から、メガホンをとったバーナード・マクマホン監督、編集を担当したダン・ギトリン、サウンド・スーパーバイザーのニック・バーグのメッセージ動画が披露された。
60年代末、イギリスで産声を上げたロックバンド「レッド・ツェッペリン」。ジミー・ペイジ(ギター)、ジョン・ポール・ジョーンズ(ベース/キーボード)、ジョン・ボーナム(ドラムス)、ロバート・プラント(ボーカル)。およそ12年間の活動の中で、彼らが起こした現象はまさに事件であり、予言であり、そして未来であった。デビューアルバムでいきなり世界を熱狂の渦に巻き込んだバンドの出発点にはいったい何があったのか。
本作はメンバーの証言、アーカイブ映像、そして最高品質のサウンドなど、さまざまなテクニックを駆使することで、観客にバンドメンバーとともに彼らの歩みを体験しているかのような、当時のコンサートホールにいるかのように体感してもらう作品を目指したという。
そのために、現代のデジタルツールに頼ることなく、あえてフィルム映像と音声の数年にわたる修復作業を行った。すべてのフィルム映像は手作業で修復され、フィルムの傷やカビ、ダメージを取り除き、数週間を費やしてノイズリダクションツールを使って音声をデジタル修正する代わりに、数カ月から数年かけて、アーカイブ音声のひとつひとつを探し出し、最高の音質を引き出した。
最新の技術によるものではなく、昔ながらのテクニックによる“シンプルな”アプローチこそが、実はもっとも困難なアプローチだったそうだ。観客に最も直感的な体験を提供するために、オリジナルのビジュアルとサウンドの要素を限りなく再現し、ありのままにこだわった。
メッセージ映像では完成させるまでのこだわりが紹介され、マクマホン監督は「皆さんも、レッド・ツェッペリンと同じ景色や音楽に浸ってください。ぜひ最高の音響環境でご覧ください」と呼び掛けている。
「レッド・ツェッペリン ビカミング」は9月26日からTOHOシネマズ 日比谷ほかIMAX®同時公開。
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