ジョージ・クルーニー、演技力批判を一刀両断「どうでもいい」
2025年8月5日 19:00

ハリウッドの重鎮ジョージ・クルーニーが、「いつも自分自身を演じているだけ」という演技力への批判に対し、率直な反論を展開している。米バニティ・フェア誌のインタビューで、この指摘について問われたクルーニーは「そんなことはどうでもいい」と一刀両断した。
「私が自分だけを演じていると人々は言うのか? そんなことはどうでもいいんだ」とクルーニーは語る。「私の年代で『オー・ブラザー!』のような幅広いコメディから『フィクサー』や『シリアナ』まで、両方をやることが許されている俳優はそれほど多くない。それが常に自分を演じているということなら、そんな批判はどうでもいい」
さらに、皮肉を込めて「自分自身を演じたことがあるか? かなり難しいぞ」と付け加えた。
クルーニーの最新作はノア・バームバック監督の「ジェイ・ケリー(原題)」だ。同作では、イタリアの映画祭で賞を受賞するために訪れた世界的映画スターが個人的な心境の変化に直面する役柄を演じている。脚本を読んで数時間以内に参加を決めたというが、何度もテイクを重ねることで知られるバームバック監督には条件を出したという。
「私は文字通り彼にこう言ったんだ。『ノア、脚本は大好きだし、監督としてのあなたも大好きだが、私は63歳(当時)なんだ。50テイクもできないよ』と。もうそんな体力はない。私の演技の幅はAからBまでだからね」
一方、共演者のアダム・サンドラーについては全面的に擁護している。「この映画は、アダムがこれまでに出演したどの映画よりも、彼がいかに美しく、心のこもった、魂のある俳優であるかを示している」と評価する。
「彼の収入源が大きなおかしなコメディをやることだから、『アンカット・ダイヤモンド』のような他の美しい映画をやるとき、人々はそのことを思い出すんだ。彼はただの優れたコメディアンではない」
クルーニーの実績を振り返ると、大ヒットした「オーシャンズ」3部作以外でも、2007年の「フィクサー」、09年の「マイレージ、マイライフ」、11年の「ファミリー・ツリー」でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、05年には「シリアナ」で助演男優賞を受賞している。
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