山田孝之がムロツヨシ&佐藤二朗主演、福田雄一監督「新解釈・幕末伝」で桂小五郎に
2025年7月25日 05:00

幕末を舞台に、ムロツヨシと佐藤二朗が初のダブル主演を務める福田雄一監督の最新作「新解釈・幕末伝」に山田孝之が出演がする。“逃げの小五郎”の異名を持ちながらも、日本の夜明けのために奔走した、長州藩の志士・桂小五郎を演じる。このほど、日本の夜明けを願う三人が未来への強い決意を携え、並び立つ姿など3種の新ビジュアルが披露された。
「ペリー来航」「尊王攘夷」「新選組」「薩長同盟」と、誰もが一度は学校の授業などで目や耳にしたことがある江戸時代の終わりから明治時代の始まりにかけての日本の歴史が大きく動いた時代、幕末。様々な逸話や諸説を聞いた事はあっても、説明するのが難しい、そんな“みんなが知っているようで知らない幕末”を、映画「銀魂」シリーズ(17・18)や映画「新解釈・三國志」(20)、「今日から俺は!!劇場版」(20)、「アンダーニンジャ」(25)など、さまざまな大ヒット映画を繰り出すコメディ界屈指のヒットメーカーが、“福田流の解釈”で実写映画化する。
革命の志士・坂本龍馬をムロツヨシ、幕末の英雄・西郷隆盛を佐藤二朗が演じ、福田監督の初長編監督作品でもある映画「大洗にも星はふるなり」(09)以来、長年共演を重ねてきた、ムロ、佐藤、山田が、福田監督の記念すべき劇場公開映画20本目となる本作で一堂に会する。

桂小五郎は、幕末の動乱期における重要な転換点となる“薩長同盟”の成立に尽力するなど、日本の未来を切り拓いた幕末の英雄だ。ムロ、佐藤がW主演を務める本作に、「何かできることがあれば」という気持ちで挑んだという山田。
「『大洗にも星はふるなり』で初めてご一緒してから16年、たくさんの福田監督作品に携わらせて頂き、多くを失い、そろそろ何か少しだけ得られそうな兆しが見えるかもしれないタイミングの作品です。これまでムロさんとも二朗さんともたくさんお話しさせて頂く機会があり、偉大な先輩たちからもそろそろなんだかほんの少しだけ勉強させて頂ける機会が近づいてきたと虫が知らせてきそうです。レベルアップ寸前の雰囲気を楽しんでもらえたら嬉しいかもしれません」と、熱いコメントを寄せている。

幾度となく共演を重ね、互いに絶対的な信頼関係を築いてきた三者。「撮影前にプレッシャーを感じていた」と全員が口を揃えるほど、撮影が過酷を極めたという“薩長同盟”のシーンでは、確かな信頼で結ばれた実力派俳優たちが繰り広げる対話劇の気迫を確認できるだろう。8月下旬、更なる新幕末キャストが発表される。映画は12月19日公開。
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