「スーパーマン」「ジュラシック・ワールド 復活の大地」好調維持! 「ラストサマー」リブート、アリ・アスター新作も初登場【全米映画ランキング】
2025年7月23日 06:00

7月第3週の北米映画市場、週末3日間(7月18日~20日)の興行収入ランキングでは、夏の好調が続き、「スーパーマン」(ワーナー・ブラザース)と「ジュラシック・ワールド 復活の大地」(ユニバーサル)が市場を大いに盛り上げました。
ジェームズ・ガン監督による「スーパーマン」は、上映館数を100館以上追加し、首位をキープ。週末3日間で興収5700万ドルを記録しました。累計興収は2億3500万ドルを超え、2025年に公開された作品の興収ランキングで6位に。全世界累計興収は4億ドルを突破しました。
「ジュラシック・ワールド 復活の大地」も、2位をキープし、週末3日間で興収2300万ドルをあげました。累計興収は2億7600万ドルを記録。北米および全世界にて、25年に公開された作品の興収ランキングで4位となっています。
大ヒットホラー「ラストサマー」のリブート作品「I Know What You Did Last Summer(原題)」(ソニー)は、3位に初登場。ジェニファー・ケイティン・ロビンソン監督(「リベンジ・スワップ」)がメガホンをとり、ひき逃げ事故を隠ぺいしたことをきっかけに、その秘密を知る謎の人物に狙われる若者グループを描いたシリーズ第1作「ラストサマー」の要素を踏襲した物語が展開します。
マデリン・クライン(「ナイブズ・アウト グラス・オニオン」)、ジョナ・ハウアー=キング(「リトル・マーメイド」)らが共演。週末3日間で興収1300万ドルをあげましたが、第1作「ラストサマー」と第2作「ラストサマー2」のオープニング興収は下回る結果となりました。
人気キャラクターの映画最新作「劇場版スマーフ おどるキノコ村の時空大冒険(パラレルアドベンチャー)」(パラマウント)は、4位デビュー。スマーフたちはキノコ村で、毎日踊って楽しく過ごしていましたが、村のリーダー・パパスマーフが何者かにさらわれてしまいます。ノーネーム、スマーフェットらはパパスマーフを救うべく、時空を超える冒険へと出発します。
クリス・ミラー(「長ぐつをはいたネコ」)が監督を務め、リアーナ(スマーフェット役)、ジェームズ・コーデン(ノーネーム役)、ジョン・グッドマン(パパスマーフ役)、マヤ・アースキン(ヴァニティ役)、ニック・オファーマン(ケン役)ら豪華声優陣が集結。週末3日間で興収1100万ドルを記録しましたが、映画「スマーフ」シリーズのなかでは最も低調なオープニング成績となりました。
アリ・アスター監督(「ミッドサマー」)による西部劇コメディ「Eddington(原題)」(A24)は、7位スタート。20年5月、ニューメキシコの架空の小さな町・エディントンを舞台に、保安官・ジョー(ホアキン・フェニックス)と市長・テッド(ペドロ・パスカル)の対立が引き金となり、住民同士が反目し合う一触即発の事態が巻き起こります。エマ・ストーン、オースティン・バトラー、ルーク・グライムス、ディードル・オコンネル、マイケル・ウォードら豪華キャストが共演。第78回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、週末3日間で興収400万ドルを記録しました。
(C) & TM DC (C) 2025 WBEI
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