timelesz寺西拓人、映画初主演 タイプロ参加前に撮影した「天文館探偵物語」12月5日公開 原嘉孝も友情出演
2025年7月22日 14:00

男性アイドルグループ「timelesz」のメンバーとして活動する寺西拓人が映画初主演を務めた「天文館探偵物語」が、舞台となった鹿児島で11月21日に先行公開され、12月5日よりTOHO シネマズ日比谷ほかで全国公開されることが決定した。室龍太、高田翔が共演するほか、「timelesz」のメンバーの原嘉孝も友情出演する。
本作は、南九州一の繁華街、鹿児島県の天文館を舞台に贈る、探偵たちと街の絆の物語。些細な探し物から大きな事件まで、様々な事情を抱えた人々の想いに迫りながら、事件を解決していくだけでなく人と人の絆と希望を描いた。撮影は、2024年に5月、7月、10月と3回に分け、鹿児島でオールロケを敢行。アーケードでつながる天文館を中心に、どこか懐かしくも穏やかな風景を撮影した。

鹿児島・天文館は、南九州一と言われ様々な事情を抱える人々が行き交うどこかなつかしさのある繁華街。そこでバーテンダーとして働く宇佐美蓮(寺西)は、密かに探偵として街の人の困りごとの手助けをしていた。ある日、スリ事件を起こした橋口凪(大原優乃)を、相棒・山下健斗(肥後遼太郎)と追いかけていくと凪は子持ちのシングルマザーで、夫から逃げてきたと明かす。凪を助けたことで、蓮たちは天文館エリアの再開発を巡る巨大な陰謀に巻き込まれていく。
本作で映画主演を飾った寺西は、撮影後に「timelesz project AUDITION」を経て、「timelesz」のメンバーとしてデビュー。劇中では、BARで働きながら探偵として街の人の困りごとを解決していく宇佐美蓮役を熱演した。
誘拐事件を巻き起こし商店街再開発の影に関わり、蓮たちと対立する政治家の息子・板倉靖幸役で室、誘拐事件に関わり蓮たちと戦うことになる蒲生清彦役で高田が共演。誘拐事件に巻き込まれた凪(大原)の兄で、医者の橋口拓海役で「timelesz」メンバーの原も友情出演している。
寺西は、「(「timelesz project」)オーディションを受ける前日ぐらいまで、この撮影をしていたので当時はまさかこうなるなんて、僕も思っていませんでしたが、それによってより多くの人に鹿児島の魅力だったり、この作品がたくさんの人に伝われば嬉しい」とコメント。
さらに同じグループのメンバーである原について、「半日で彼(原)の撮影が終わったんですが、なぜか2泊ぐらいして、打ち上げにも参加するという、よく分からない状況でしたね(笑)」と裏話を披露した。
監督と脚本を担当したのは、「うちのじいじは字が書けない」で「29th キネコ国際映画祭」グランプリを受賞した諸江亮監督。寺西について「セリフだけでなく、まなざしや呼吸で人間の弱さや葛藤を見事に表現してくれました。脚本には書ききれなかった余白を、映画に息づかせてくれた」と絶賛した。
企画者でもある嶋田豪プロデューサーも、「主人公の宇佐美蓮には、まさにこの作品のテーマでもある『人間臭さや人のためにと動く人間像』が必要で、俳優として直向きに演技に向き合っていた寺西拓人さんがぴったり」と起用理由を明かし、『「timelesz」加入前も後も変わらず一つ一つの役に真摯に向き合っている寺西拓人を観て欲しい」と語った。
寺西、室、高田、原と、諸江監督のコメントは以下の通り。
撮影では、実際に路面電車が動いている街中を自転車で走るシーンはすごく印象深かったです。
また、僕は撮影中ずっと鹿児島にいて、同じ事務所の仲間も代わる代わる行ったり来たりという感じだったんですが、すごく新鮮にお芝居ができたなと思います。
原に関して言うと、半日で彼の撮影が終わったんですが、なぜか2泊ぐらいして、打ち上げにも参加するという、よく分からない状況でしたね(笑)
でも、みんなが来てくれてすごく楽しかったです。
timelesz project のオーディションを受ける前日ぐらいまでこの撮影をしていたので、当時はまさかこうなるなんて、僕も思っていませんでしたが、それによってより多くの方々に鹿児島の魅力だったり、この作品がたくさんの人に伝われば嬉しいなと思っています。
主演ですし台詞量もあり、撮影スケジュールもタイトやったんでテラが頭を抱えてたのは鮮明に覚えてます。
どこか懐かしい空気を感じた風情のある商店街がとても素敵だったので、
更に作品を楽しんでいただけるのではないでしょうか。
是非、劇場に足を運んでみてください!
鹿児島の至る所で撮影させていただけたところがありがたかったです。
完成がとても楽しみですし、見にこられる方々も楽しんでいただけると思います。
ぜひ、ご期待ください!
初めて行きましたが凄く落ち着く街でした。初めて行った感覚がしないというか、居心地のいい場所だなと思いました。
昔から応援していただいている方にもそうですし、
僕とテラがtimelesz に入る前の活動を知らない方も勿論たくさんいらっしゃって。
そういう方達にも、こうしてその時の活動を届けられる事が嬉しいです。
是非みなさん、公開を楽しみにしていただければと思います。
物語の終盤に位置する難しいシーンを初日の撮影で演じることになったのですが、そのシーンで寺西さんは、セリフだけでなく、まなざしや呼吸で人間の弱さや葛藤を見事に表現してくれました。
脚本には書ききれなかった余白を、映画に息づかせてくれたのです。
宇佐美蓮に命が宿った瞬間でした。
クランクインの一年前。
僕は毎月のように天文館を訪れ、街を歩き、地元の方々と交流しながら、
肌で感じた空気感をじっくりと脚本に落とし込んでいきました。
最初は「人はそう簡単には変われない」という前提をもとに物語を組み立てようとしていたのですが、天文館で過ごした日々によって「出会いによって人生は変わる」という前向きなテーマに変化していったのです。
そうして生まれた「天文館探偵物語」は、変われない(と思い込んでいる)人たちと、
変わらない街が交差する物語になりました。
ぜひ、劇場でご覧ください。
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