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菅野美穂&赤楚衛二が急に怖い存在に見えてくる……「近畿地方のある場所について」運命的なキャスティング秘話

2025年7月20日 18:00

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怖い?
怖い?
(C)2025「近畿地方のある場所について」製作委員会

背筋氏の人気小説を実写映画化した「近畿地方のある場所について」が、8月8日から全国公開を迎える。本記事では、主演を務めた菅野美穂赤楚衛二にフォーカス。“ある場所”へと迫っていく“禁忌な新コンビ”を確かな演技力で体現している。

発行部数70万部突破した小説「近畿地方のある場所について」を実写映画化。映画版は、「ノロイ」「貞子VS伽椰子」「サユリ」の白石晃士が監督を務め、さらに白石監督の大ファンであり、著作への影響も受けているという原作者・背筋氏が自ら脚本協力として参加している。

菅野はオカルトライターの瀬野千紘(せの・ちひろ)役、赤楚は雑誌編集者の小沢悠生(おざわ・ゆうせい)役として登場。豊富な知識と取材経験を持ち、冷静かつ大胆に行動する千紘と、旺盛な好奇心で謎に向き合う積極性ありつつも、どこか放っておけない危うさも備えた小沢――新たな名コンビの活躍に期待が高まる。

画像2(C)2025「近畿地方のある場所について」製作委員会

物語は、そんな千紘と小沢が、行方不明となったオカルト雑誌の編集長を捜していくことから始まる。編集長が消息を絶つ直前まで調べていたのは「幼女失踪」「中学生の集団ヒステリー事件」「都市伝説」「心霊スポットでの動画配信騒動」など、過去の未解決事件や怪現象の数々。彼はなぜ消息を絶ったのか?  今どこにいるのか? 千紘と小沢はその行方を追ううちに、それらがすべて“近畿地方のある場所”へとつながっていることに気付き始める。

画像3(C)2025「近畿地方のある場所について」製作委員会

4年ぶりの共演となった菅野と赤楚。撮影現場でのお互いの印象については、このように語っている。

菅野「小沢役の赤楚衛二さんとは以前に一度テレビドラマで共演させていただきましたが、その際は短い時間だったため、がっつり共演できたのは今回が初めてでした。常に落ち着いて現場にいらっしゃり、白石監督の演出に誠実に耳を傾けられている姿勢が素敵でした」
赤楚「今回しっかりとお芝居をさせていただき、現場のチームの皆さんと密にコミュニケーションをとって場を明るくされている姿が印象的でした。かつ、幅のある千紘という役を演じられるなかで、白石監督が演出される絶妙なラインを菅野さんが見事に表現されていて、超高度なやりとりを見せていただけてとても勉強になりました」
画像4(C)2025「近畿地方のある場所について」製作委員会

そんな2人の再共演は“製作陣の第一希望&両者ともオファーを即快諾した”という運命的なキャスティングによって実現している。決め手となったのが、「リアリティある演技」「パブリックイメージ」だったそう。フェイクドキュメンタリーと劇映画が融合された本作において、観客に「これは本当にあったことなのかも…」という印象を与えられるキャストこそが菅野と赤楚であるとして、今回のキャスティングに至ったという。

さらに、2人の主な出演作からのイメージでは、特に働く女性の代表であり最先端の印象も強い菅野と、少し頼りないが可愛がられる役を魅力的に演じてきた赤楚。そんなパブリックイメージと、本作で演じるキャラクターのギャップも大きな見どころになっている。

画像5(C)2025「近畿地方のある場所について」製作委員会
画像6(C)2025「近畿地方のある場所について」製作委員会

2人の演技を間近で見た白石監督は「基本的にはナチュラルな方向でお願いしましたが、そんな2人が急に怖い存在に見えてくる“変化”が大きなポイントです。僕自身、現場でそのギャップを目の当たりにして『すごいな……』と思わされました」とコメント。ホラー映画の名手を唸らせるほどの演技――果たして2人のキャスティングは、どのような“仕掛け”になっているのだろうか。

近畿地方のある場所について」は、8月8日から全国公開。

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