OpenAI騒動を描くグァダニーノ新作に、「アノーラ」のユーリー・ボリソフ
2025年7月19日 20:30
Photo by TheStewartofNY/FilmMagic/Getty Images「ANORA アノーラ」でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたロシア人俳優ユーリー・ボリソフが、新作映画「アーティフィシャル(原題)」に出演することがわかった。米バラエティが報じた。本作は「君の名前で僕を呼んで」「チャレンジャーズ」のルカ・グァダニーノが監督、アンドリュー・ガーフィールドが主演する。
米アマゾンMGMスタジオが配給する「アーティフィシャル(原題)」は、ChatGPTで知られるAI企業OpenAI社で2023年に発生した、サム・アルトマンCEOの電撃解雇と、わずか5日後の電撃復帰という前代未聞の企業騒動を描くコメディドラマ。脚本は「サタデー・ナイト・ライブ」の元構成作家で脚本家としても活動するサイモン・リッチが担当し、「ハリー・ポッター」シリーズ全8作品を手がけたデビッド・ハイマンがプロデューサーを務める。
ロシアで数々の映画に出演してきたボリソフは、自身にとって初の英語作品となる「ANORA アノーラ」(ショーン・ベイカー監督、マイキー・マディソン主演)で主人公に寄り添う寡黙なイゴール役を演じて注目を集めた。新作はグァダニーノ監督作のほかに、エミリー・モーティマーが長編初監督を務めるA24映画「The Poet(原題)」が控えている。
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