ハン・ソヒ映画初主演作「12月の君へ」25年冬公開 時を越えて求め合う女性たちを描いたクィア・ロマンス
2025年7月17日 10:00

「わかっていても」でブレイクしたハン・ソヒのスクリーンデビュー作「Heavy Snow(英題)」が、「12月の君へ」の邦題で2025年冬にホワイトシネクイント、kino cinéma新宿ほかで全国公開されることが決定した。ティザービジュアルと場面写真3枚が披露された。
本作は、孤独を感じる2人の少女が運命に導かれるように出会い、高校時代と大人になった現在で時を越えて求め合う“冬の海での邂逅”を描いたラブストーリー。アジアを代表するインディペンデント映画祭のひとつ、第24回全州国際映画祭の韓国コンペティション部門に正式出品され、わずか1分でチケットが完売した。

俳優を夢見る高校生スアン(ハン・ヘイン)の前に、都会から美しい人気俳優のソル(ハン・ソヒ)が転校してくる。煌びやかな世界で自分を見失ったソルは、スアンの青く燃えるような演技に惹かれていく。放課後、冬の海でサーフィンをした2人は、冷えきった体を炎の前で寄せ合い、互いの孤独に触れながら少しずつ心を通わせていく。しかし、思春期の揺れる想いは友情と恋愛の狭間ですれ違い、ソルはスアンの前から姿を消してしまう。成長して人気俳優となったスアンは、あのとき伝えられなかった想いを胸に、今もなおソルの面影を探し続けている。そしてある寒い雪の日、彼女は再び冬の海へと向かう。

子役出身で人気俳優の転校生ソルを演じるのは、「夫婦の世界」「マイネーム:偽りと復讐」「京城クリーチャー」などの韓国ドラマで注目を集めたハン・ソヒ。映画初出演にして初主演を飾った本作では、クィア・ロマンスという新境地に挑み、初々しさと鮮烈な美しさで新たな魅力を開花させている。ハン・ソヒは現在、ヨーロッパ全域を含んだ世界各国でファンミーティングツアーを開催中で、7月20日には日本で初めてのファンミーティングを行う予定だ。
ソルと運命的に出会う俳優志望の高校生スアン役はハン・ヘインが担い、監督は2013年に長編映画「Groggy Summer」で映画界にデビューしたユン・スイクが務めた。

ティザービジュアルには、転校して間もないある冬の朝、車の窓から顔をのぞかせるソル(ハン・ソヒ)の姿が切り取られ、その表情には緊張と期待が入り混じる。「愛だと知らずに傷つけた。もう一度、会いたい。」という印象的なコピーが、少女たちのすれ違いと、大人になった2人の再会を予感させる。
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