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会いたくて幽体離脱、元カレと地元が阿鼻叫喚! タイで大ヒットのマルチバース・ラブ・ホラー「サッパルー!街を騒がす幽霊が元カノだった件」9月26日公開

2025年7月17日 11:00

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日本版ビジュアル
日本版ビジュアル
(C)2023 MULTIMEDIA All Rights Reserved

タイで異例の大ヒットを記録したマルチバース・ラブ・ホラーの傑作「สัปเหร่อ」(英題「The Undertaker」)が、「サッパルー!街を騒がす幽霊が元カノだった件」の邦題で9月26日公開される。ポスタービジュアル、特報映像、メイン場面写真が披露された。

タイの2023年の興行収入ランキングで7億バーツ、日本円にして30億円越えの特大ヒットを記録し堂々の1位に輝いた本作は、2024年開催の第19回大阪アジアン映画祭の特集企画「タイ・シネマ・カレイドスコープ2024」内で「葬儀屋」として上映され大反響を集めた。

タイ東北部のイサーン地方。霊の存在を信じるこの土地で、妊婦バイカーオの亡霊を目撃する住人が多数あらわれる。しかし、同じ街に住む元カレのシアンのもとには一向に姿を現さない…。どうしてもバイカーオに会って話がしたいシアンは、街でただ一人の葬儀屋のもとを訪れ、幽体離脱の術を伝授してくれと頼み込む。霊体になってバイカーオのいる死者の世界(マルチバース)へ向かうのだ。老い先の短さを自覚している葬儀屋は、息子と共にこの街の葬儀屋を継ぐことを条件に指南を開始する――。

監督は、本作を含む独自の世界観を描いたタイバーン・ユニバースで一躍その名を知られることとなったティティ・シーヌアン。第19回大阪アジアン映画祭では監督・キャスト揃って来日し、「幽霊はマイフレンド」との監督の発言が会場を沸かせた。

ホラー、マルチバース、ドラマ、コメディと様々な要素が絡み合いながら生み出される独特の高揚感で、小規模上映から全国へ拡大して異例の大ヒットを記録。舞台となるイサーンはタイの東北部にある地方。「撮影中もずっと霊の存在と共にあった」、というくらい霊との共存が当たり前に受け入れられているその地域で、現代では見られない独自の儀式、方言、文化をベースに制作され、本国で大きな注目を集めた。

場面写真
場面写真
(C)2023 MULTIMEDIA All Rights Reserved

日本版のポスタービジュアルでは、亡霊バイカーオの恐ろしい存在に翻弄される元カレや町民たちの阿鼻叫喚の姿が写され、特報映像には、肩車するバイカーオ、ベッドで馬乗りになるバイカーオ、街を歩き回るバイカーオなど衝撃シーンが収められている。9月26日から、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開。

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