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ブライアン・ジョーンズとの恋、キース・リチャーズと三児をもうけ、ミック・ジャガーも虜にした女性のドキュメント「アニタ 反逆の女神」

2025年7月10日 11:00

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ポスタービジュアル
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©2023 Brown Bag Productions, LLC

第76回カンヌ国際映画祭クラシック部門で上映されたローリング・ストーンズのミューズとして知られるアニタ・パレンバーグのドキュメンタリー「CATCHING FIRE: The Story of Anita Pallenberg」が、「アニタ 反逆の女神」の邦題で、10月25日から公開される。

アニタは、1942年生まれのイタリア系ドイツ人のモデル、俳優、ファッションアイコンであり、1960~70年代のロック文化における象徴的存在。多言語を操り、反体制的で自由奔放。自身のペルソナとクリエイティビティで時代を体現した先駆者で、彼女がいなければ、ローリング・ストーンズのイメージも、ロックとファッションの結びつきも大きく違っていたかもしれないと言われている。

1960年代から70年代の文化や風俗に多大な影響を与えたアニタの、波乱に満ちた人生が明らかになる。彼女は1965年ストーンズの公演を観に行き、リーダーのブライアン・ジョーンズと恋に落ちる。横恋慕するキース・リチャーズ、映画で共演したミック・ジャガーも彼女の虜に。ブライアンの死後、キースとの間に三児をもうけるが末っ子を生後10カ月で亡くす。ドラッグの問題もあり逃げるように引っ越しを繰り返すファミリーには、さらなる悲劇が待っていた。しかし嵐の渦巻く地獄からアニタは不死鳥のごとくよみがえる。

本人の死後発見された未発表の回顧録の言葉(声:スカーレット・ヨハンソン)を用いながら、息子マーロン、娘アンジェラ、そして彼らの父キース・リチャーズが、愛おしくも痛切な家族の秘話を語る。先ごろ(2025年1月30日)亡くなった、ミックの恋人でありアニタと親友でもあったマリアンヌ・フェイスフル、アニタを崇拝するケイト・モスらがアニタの影響力のとてつもない大きさ深さを物語る。

未公開のホーム・ムービーや家族写真から浮かび上がる、ストーンズと過ごした激動の日々とその後の年月。アニタ・パレンバーグは常に状況に立ち向かい新しい価値観を創造する女性だった。出演は、ナレーションのスカーレット・ヨハンソンのほか、かつてのパートナーキース・リチャーズ、息子マーロン・リチャーズ、娘アンジェラ・リチャーズ、ケイト・モスフォルカー・シュレンドルフ、画家バルテュスの息子スタニスラス・クロソウスキー・ド・ローラ、ローリング・ストーンズのメンバー、ブライアン・ジョーンズミック・ジャガージェーン・フォンダアレン・ギンズバーグ、ジャスパー・ジョーンズ、アンディ・ウォーホルらアニタの幅広い交友関係を証明する出演者が顔をそろえる。

監督は、アレクシス・ブルームとスベトラーナ・ジル。本作は、息子マーロン・リチャーズが母に捧げるべく製作総指揮を務めた。10月25日から、新宿K’s cinema、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開。

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