グレン・パウエルが超過激“鬼ごっこ”に挑む「ランニング・マン」26年1月30日公開 スティーブン・キング原作をエドガー・ライト監督が映画化
2025年7月2日 16:00

グレン・パウエル主演でスティーブン・キングの原作小説を映画化した「ランニング・マン」(原題:The Running Man)が、2026年1月30日に公開されることが決定した。“捕まったら即死亡”のデスゲームをとらえたティザー予告が披露された。
「IT イット “それ”が見えたら終わり。」などで知られるベストセラー作家のキングが手掛けた原作は、参加者が命を賭け、賞金獲得に挑む殺人ゲームという斬新な設定が話題を呼び、後に続く「バトル・ロワイアル」や「イカゲーム」といったデスゲームジャンルの先駆けとなった。「ベイビー・ドライバー」のエドガー・ライト監督が、初めてキング原作の映画化に挑んだ。
遠くない未来。世界は、一握りの富裕層と、それ以外の圧倒的多数の貧困層に分けられ、人々は日々苦しい生活を送っていた。人々の最大の娯楽は、社会を牛耳るネットワーク企業が主催する様々な“デスゲーム“リアリティショー。参加者が命を賭けて巨額の賞金に挑むその過激な内容を、全世界が熱狂し、視聴している。
主人公は、職を失いお金も無い、どん底の生活を送る男ベン・リチャーズ。重病の娘の医療費に困った彼は、ネットワークが主催する最も過激なデスゲーム「ランニング・マン」に応募する。そのルールはシンプルで、逃走範囲は無制限、“30日間の鬼ごっこ”を逃げ延びるだけで人生が変わる莫大な賞金が得られるというもの。
しかし、その実態は高度な殺人スキルの訓練を積んだ殺戮ハンターが執拗に挑戦者を追跡。さらに、懸賞金を狙った全視聴者が、ベンをハンターに差し出そうと世界中で躍起となる。職無し・金無し・特殊能力無しの普通の男が、人生一発逆転を賭けて「挑戦者VS全世界」「捕獲=即死亡」の超過激“鬼ごっこ”に挑む。
J・J・エイブラムスや、ロン・ハワードといった名だたるヒットメイカーの作品に主演が決まっているパウエルが演じるのは、娘のためデスゲームに身を投じるベン。パウエルは、本作でアクション超大作に初主演を務めた。
「トップガン マーヴェリック」にハングマン役で出演し、その撮影中に生まれたトム・クルーズとの師弟関係が話題となったパウエルだが、今作の出演が決まった際に、両親の次に電話したのがトムだったという。
パウエルは「トムは僕にとって素晴らしい師匠で、友人。(「トップガン マーヴェリック」で)アクション映画の心得を学ばせてくれたことに感謝している」と話し、「『ランニング・マン』の主演が決まって、一番にトムに電話したら、すごく親身に向き合って助言をくれたんだ。『とにかくすぐに、自分が走る姿を動画で撮影した方がいい。自分が思うほどカッコよくないぞ!』ってね」と明かした。
予告編では、金も仕事も無く、娘の医療費が払えず追い詰められたベンに、人生逆転を可能にする夢のような提案が舞い込む。それは、世界中が視聴する究極のデスゲームリアリティショーに参加し、30日間の鬼ごっこを生き延びて賞金を得ること。
過激な司会者が「敗者には死あるのみ!」と挑発し、ド派手でイカれたデスゲームショーが開幕。高度な殺人訓練を受けた恐ろしいハンターたちが放たれる。映像では、圧倒的不利な状況で繰り広げられる逃走劇が、ライト監督らしい軽快な音楽に合わせたド派手なアクションで描かれ、本編への期待をあおる。
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