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【本日公開】「でっちあげ」綾野剛が瞳に絶望の色を宿し、疑問を投げかける 真実を揺るがす特別動画公開

2025年6月27日 08:00

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男は殺人教師か、それとも――
男は殺人教師か、それとも――
(C)2007 福田ますみ/新潮社 (C)2025「でっちあげ」製作委員会

綾野剛が主演し、三池崇史監督とタッグを組んだ「でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男」の公開記念予告(https://youtu.be/fcJcBB4xgBI)と新たな場面写真が披露された。

原作は、第6回新潮ドキュメント賞を受賞した福田ますみ氏によるルポルタージュ「でっちあげ 福岡『殺人教師』事件の真相」(新潮文庫刊)。日本で初めて教師による児童への虐めが認定された体罰事件をもとに、人間の静かな恐ろしさを描く。主人公の教師を綾野が演じ、「クローズZEROII」(09)以来16年ぶりに三池監督とタッグを組んだ。共演には、柴咲コウ亀梨和也三浦綺羅木村文乃光石研北村一輝小林薫らが勢揃いした。

画像2(C)2007 福田ますみ/新潮社 (C)2025「でっちあげ」製作委員会

2003年、小学校教諭・薮下誠一(綾野)は、保護者・氷室律子(柴咲)に児童・氷室拓翔(三浦)への体罰で告発される。体罰とはものの言いようで、その内容は聞くに耐えない虐めだった。報道をきっかけに、担当教輸は「史上最悪の殺人教師」と呼ばれ、停職処分になる。児童側を擁護する550人の大弁護団が結成され、民事裁判へと発展。しかし、法廷は担当教諭の完全否認から幕を開けるのだった。

“殺人教師”の疑惑を向けられる男。息子の体罰を訴える保護者。保護者会で謝罪をさせて穏便に済ませたい校長と教頭。保護者からの依頼を受け執拗に追い回す週刊誌記者。大弁護団と過激さを増していく報道。劇中では登場人物それぞれが自身の正義に基づき行動をするが、それがやがて恐ろしい事態へと発展していく。

映像の冒頭では、薮下の実名がはっきりと記載された週刊誌が映し出され、テレビではアナウンサーが「悪魔のような教師」「体罰だけでなく、人種差別、自殺まで強要」と報道する。

画像3(C)2007 福田ますみ/新潮社 (C)2025「でっちあげ」製作委員会

さらに、「虐めを認めてましたよね?」と嫌悪感をあらわにする教頭、「完全にクロですよ、この教師」と確信する週刊誌記者。日本で初めてとなる教師による虐めの認定に、教育委員会は声を荒げ、体罰したと思うと証言する校長に、それを裏付ける情報を提示する精神科医。そして、それらをもとに下された薮下への処分に、児童側の弁護士は揺るがない自信を見せる。

画像4(C)2007 福田ますみ/新潮社 (C)2025「でっちあげ」製作委員会

人々は自身の目の前にある情報を、自分が認識している状況を、“正しい”と信じて疑わない。しかし、「なぜ、それを信じますか?」というメッセージが大きく映し出され、続けて薮下の弁護を引き受ける弁護士の湯上谷が「そもそもこの事件、リアリティが無いんですよ」と投げかける。本映像は当事者である薮下と律子の視点が含まれず、加熱していく周囲の糾弾とそこに疑問を呈するメッセージで構成され、「真実に基づく、真実を疑う物語」である本作ならではの映像となっている。

画像5(C)2007 福田ますみ/新潮社 (C)2025「でっちあげ」製作委員会

場面写真には、誹謗中傷の落書きが散乱する薮下の自宅前に押し寄せる多くのメディアや、出廷してきた薮下を待ち構える報道陣、カメラを構える鳴海(亀梨)と、法廷で主張を繰り広げる湯上谷(小林)の姿が切り取られている。

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男」は、本日6月27日より全国公開。

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