チェコ発のストップモーションアニメ「リビング・ラージ!」10月3日公開決定
2025年6月26日 18:00

チェコ発のストップモーションアニメ映画「LIVING LARGE(英題)」が「リビング・ラージ」の邦題で、10月3日から新宿武蔵野館ほかにて公開することが決定した。併せてティザービジュアルが披露された。
本作は、チェコのアニメーション作家クリスティーナ・ドゥフコヴァが、13年前に出会った一冊の小説から構想を重ね、12年の歳月を経て完成させ、アヌシー国際アニメーション映画祭でも上映された。
娘の成長に寄り添うように生まれた物語には、ドゥフコヴァ監督のまなざしと繊細な手仕事が息づいている。料理と音楽に夢中な主人公の少年ベンをめぐるストーリーは、丁寧に作られた人形たち、夢想や思いをすくい上げるストップモーションアニメ、胸に残るオリジナルのラップ曲に加え、スロバキアのロックバンド「Walter Schnitzelsson」の軽快なサウンドによって、揺れ動く感情や言葉にならない思いを受けとめ、自分を少しだけ好きになれた瞬間を映し出す。

ベンは、音楽と料理が大好きな、ちょっとシャイな男の子。気の合う友だちとバンドを組んで、ラップを書いて、料理を楽しむ毎日を送っている。学校ではあまり目立たないが、キッチンに立つときと歌っているときだけは、少しだけ自分を好きになれる。そんなある日、クラスメイトのクララのことをふと意識しはじめたベンは、自分の見た目や気持ちが少しずつ気になりはじめ、ダイエットにも挑戦してみる。けれど、思うようにはいかず、歌詞にもならないモヤモヤが胸の奥でざわめき出す。うまく言えない気持ちも、整理のつかない想いも、音楽にのせて。ベンは、まだ知らない自分に少しずつ出会っていく。
ティザービジュアルは、ベンの周りにバンド仲間や気になる存在のクララが並び、ポップコーンを頬張るベンを優しく見守っている。ベンの上に踊るような形で添えられた「でっかい心で、生きていこう!」というキャッチコピーは、スイーツ好きでマイペースなベンのキャラクターを現しつつ、本作が彼の成長を描いた物語であることを表現している。
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