向井康二、主演タイドラマ撮影中は「何回も泣いた」 マーチ=チュターウットは予告編に感涙【会見レポート】
2025年6月19日 19:00

「Snow Man」の向井康二が6月17日、タイ・バンコクで開催された主演ドラマ「Dating Game 口説いてもいいですか、ボス!?」のイベントに登壇。共に主演を務めたマーチ=チュターウット、共演のフルーク=ナタット、ユド=タンタットらと撮影を振り返った。

本作は、全編タイで撮影される新感覚のボーイズラブ・ロマンスコメディードラマ。向井はタイドラマ史上初の日本人主演として全編タイ語での演技に挑んだ。異なる価値観を持つ二人が出会い、ぶつかり合いながらも絆を深めていく姿を描く。
この日は、ファングリーティング並びに記者会見イベントが行われた。会見のスタートは製作スタッフを代表して、菅原大樹(ゼネラルプロデューサー)、ロジャー(プロジェクトコンサルタント兼マーケティングディレクター)、コビ (監督)、ヒューズ(プロデューサー)が登場。

企画発案者でもある菅原ゼネラルプロデューサーは「コロナ禍に韓国やタイなどのアジア圏の各国の映像を観る機会が増えて、自分自身も日本だけではなく、ご近所でもあるアジア圏の方々と仲良くしたいなという思いが出てきたのがきっかけです」と制作の経緯を説明。
国際的プロジェクト作品を引っ張ったコビ監督は「2国での共同製作ということで、カルチャーの違い、仕事のカルチャーの違いは楽しい。チャレンジではあるけれども、こうして両国が分かり合えるいいチャンスでもあります」と語り、「向井くんと話すときはタイ語で話してました。向井くんのタイ語力は100%だった」と太鼓判を押した。

製作陣のトークが終了し、俳優陣が登場。向井は「お母さんがタイ人なので、タイ語の勉強をお母さんとして、タイが好きなので俳優として参加することが夢でした」と明かしたが、「何で日本人役なのにタイ語が多いんだ」と疑問を口にして笑わせる。「タイ語が多いけど、隣に座っているマーチ君がたくさん教えてくれたんです」と感謝すると、マーチは「母国語でない言葉で演技するのはすごく大変なことなんです。言葉を覚えるだけでなく、その役に入って、気持ちを理解してしゃべらないといけない。プラス、自分のしゃべるところだけじゃなくて、相手がしゃべってきてどこで終わって次は自分がっていうところもわかっていないといけないことはすごく大変」と向井を労っていた。

トークがひと段落すると、会場のHappy Birthdayの歌声に載せてマーチとユドの2人が、6月に誕生日を迎えた向井とフルークにバースデーケーキを運び、全員でお祝い。向井は、「このドラマを一生懸命やっていい経験になったし、このドラマを成し遂げた理由としては、本当にキャストの皆さん、スタッフの皆さんが心を込めて僕に優しくしてくれたからなので、この『Dating Game』がいろんな人に見られるようになったらいいなと思います。それだけが今の願いです」、フルークは「多分同じような願いになると思いますが、とにかくこのシリーズがたくさんの人に見られるように、本日この場を借りて願います」と笑顔で答え、向井とフルーク共に願いを込めてろうそくの火を消した。
記者会見の場では、ドラマ本編を使用した予告編が披露された。向井は「鳥肌立っちゃった」とぽつり。マーチは「何も言えないです。みんなが頑張った結果で嬉しいですし、もうさっきの皆さんの声援に感動しました」と目を潤ませ、向井が自分のジャケットで覆う仕草をすると、号泣状態に。

ティッシュを持ってきたり、涙を流すマーチに優しく寄り添っていた向井は「僕も本当は撮影中に実は何回も泣いたことがありました。みんなには見せてないんですけど、マーチ君には撮影中に泣いていたところを見られたことがあって。やっぱりタイ語が精いっぱいで煮詰まったことがあって、それを助けてくれたみんながいるから、監督もそうだし、それが今のVTRだけで思い出が出てきて、マーチ君(が泣いたのは)それも関係あるのかなって思ったり。本当にこのドラマを最後まで撮りきることができて僕は幸せなので、このドラマが世界中の人に見てもらえたらそれが一番の幸せだと思います。このドラマの応援をよろしくお願いします」と呼び掛けた。

「Dating Game 口説いてもいいですか、ボス!?」は、7月14日のタイ時間午後9時30分よりWorkpoint TVで放送開始され、タイ放送直後、7月14日午後11時30分より未放送シーンを含むディレクターズカット版がLeminoにて独占配信される。第1話は無料配信され、第2話以降はLeminoプレミアム会員が視聴可能。最終話配信後、タイ放送版を期間限定で順次無料配信予定。
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