10人の“ろくでなし”たちの思惑が絡み合うマネーゲーム! 津田健次郎によるキャラ紹介映像&人物相関図
2025年6月19日 12:00

阿部寛が主演を務めるマネーサスペンス「キャンドルスティック」から、大金を手にしようと動き出す10人の“ろくでなし”たちをめぐり、津田健次郎がナビゲートするキャラクター紹介映像と、複雑に絡み合った関係を紐解く人物相関図がお披露目された。
原作は、川村徹彦氏による「損切り:FXシミュレーション・サクセス・ストーリー」。刑務所上がりの元天才ホワイトハッカー・野原賢太郎(阿部)は、FX市場を守る難攻不落のAIを騙し、大金を手に入れる計画を立てる。決行日は平成から令和へと元号が変わり、金融機関のシステムが一番油断して混乱する、円が最も隙だらけの日――2019年5月7日。日本、台湾、ハワイ、イラン――世界4カ国6都市を舞台に、FXトレーダーの杏子(菜々緒)ら10人の男女が、前代未聞のマネーゲームに身を投じる。
映像では、津田が10人のキャラクターたちを紹介。「数字を色で感じるんだ。いい流れには、美しい色がつく」――そう語るのは、かつて天才ハッカーと呼ばれた野原。数字を色で感じ取る“共感覚”をもつ彼の前に、新米FXトレーダー・杏子が、運命に導かれるように現れる。やがて恋に落ちたふたりは、危険なマネーゲームへと導かれていく。
「お金が欲しくないの?」――野原にそう問いかけるのは、台湾の野心的な企業家・リンネ(アリッサ・チア)。決行日は、令和最初のマーケットが動く19年5月7日。「その間、約10秒。FXと向き合える」と野原が杏子にささやく声は、静かだが確信に満ちている。
一方、川崎工業地帯では、国籍のない子どもたちを育てる施設「夜光ハウス」が資金難にあえぎ、立ち退きの危機に陥っていた。施設職員・ファラー(サヘル・ローズ)と園長・吉良慎太(YOUNG DAIS)は、FXでの一発逆転を狙い、イランの凄腕ハッカー・アバン(マフティ・ホセイン・シルディ)とともに、ある計画を進めていた。そして驚くべきことに、その計画の日程は、野原たちの作戦と一致していた。
さらに、野原の協力者であるプログラマー・ロビン(デイビッド・リッジス)、杏子が野原と出会ったことで離婚へと至る数学者・望月功(津田)、リンネの甥・ルー(リン・ボーホン)、リンネの娘・メイフェン(タン・ヨンシュー)も登場。それぞれの思惑が交錯し、予測不能なドラマを加速させていくことが暗示されている。
「キャンドルスティック」は、7月4日に東京・新宿バルト9ほか全国で公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【観てない人マジもったいない!!】まだ間に合う!この連休に映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

Dear Stranger ディア・ストレンジャー
【4歳の息子が誘拐された。しかし誘拐犯が死体で見つかった】衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で観たい映画No.1】なにこれ!!? 全員主役級キャストがクセ“マシマシ”異常者に
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント