実写「ヒックとドラゴン」、ドラゴンたちのを全貌を捉えたポスタービジュアルを披露
2025年6月12日 10:00

ドリームワークス・アニメーションが手掛けた大ヒットアニメーション映画を実写化する「ヒックとドラゴン」で、物語に欠かすことのできないドラゴンたちの全貌を捉えたポスタービジュアルが披露された。
「ヒックとドラゴン(2010)」は、クレシッダ・コーウェルの児童文学を原作とした2010年公開のアニメーション映画。第1作はアカデミー賞2部門ノミネート、アニー賞10部門受賞など高い評価を受け、世界興行収入4億9万ドルを記録した。14年と19年に公開された続編と合わせて、シリーズ全体で16億ドル(約2400億円)を超える大ヒット作品へ成長している。また、スピンオフもTVシリーズとして配信され好評を博している。
実写版の監督は、アニメ版3部作や「リロ&スティッチ(2002)」手掛けたディーン・デュボアが担当。アニメの世界観を実写で再現するという挑戦に取り組んでいる。物語は、バイキングとドラゴンが敵対するバーク島を舞台に、族長の息子ヒックが傷ついたドラゴン「トゥース」と友情を育み、両者の関係を変えていく冒険を描く。


ポスタービジュアルは、進化した実写化によりドラゴンたちの鱗の手触りまで感じさせるリアリティとディテールで写し出している。真っ黒な体に闇夜をまといながら、目ではとらえ切れないほどの高速飛行で誰もその姿を知らぬまま恐れられてきたが、ヒックとの出会いで、宿敵同士だった人間と深い友情を築くことになる伝説の最強種族“ナイト・フューリー”、その背後に輝くオーロラのように艶やかな青色の鱗と、黄色の強く鋭いトゲを持つ気高きドラゴン“デッドリー・デンジャー”。
そして小さな翼には不釣り合いな巨体を持ち、つぶらな目をしたのんびり屋の“グルーサム・グロンクル”、鋭い目と歯、強力な顎を持ち、体内から放つ炎で自らを火だるまにして対峙した相手を恐怖のどん底に陥れる“モンスター・ナイトメア”、一つの体に二つの頭と尾を持ち、一方の頭がガスを吐き出し、もう一方がそこへ火を吐くことで大爆発を起こす技を駆使する“ダブル・ジップ”の全貌を捉えている。


トゥースと名付けられたドラゴン“ナイト・フューリー”と心優しきバイキングの少年ヒックの絆が生み出す一体感を筆頭に、ヒックが憧れる勇敢な戦士アスティ(ニコ・パーカー)と“デッドリー・デンジャー”の組み合わせが魅せる神秘的な美しさ、そしてヒックと共に一人前のバイキングを目指して訓練に励む仲間たちとドラゴンがバーク島の雄大な風景のなかで生きていることを感じさせるビジュアルに仕上がっている。
実写版「ヒックとドラゴン」は、9月5日から全国公開。
(C)2025 UNIVERSAL PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント