柳葉敏郎、約15年半ぶりに月9出演　「明日はもっと、いい日になる」児童相談所所長役は勝村政信

本作は、児童相談所を舞台に、そこで働く個性的な面々が子どもたちの純粋な思いに胸を打たれ、その親までも救っていく姿を温かく描く、完全オリジナルストーリーのハートフルヒューマンドラマ。

海沿いのある街で、所轄の刑事として働く主人公・夏井翼（福原）は、ある日突然、児童相談所への出向を命じられる。刑事の仕事への未練がありながら、児童相談所へやってきた翼が向き合う相手は、凶悪犯から、小さな子どもへと変わった。

刑事だった頃の翼の仕事の多くは、事件の起きた“後”に始まっていたが、児童相談所は、その“手前”の仕事。事件に発展する前に、SOSをうまく伝えられない子どもたちの異変にいち早く気付き、助け出さなければならない。また、事案を解決したらそれで終わりではなく、その後も続いていく子どもの未来のために心のケアをする必要がある。刑事の立場を失い、児童相談所で働く意思はゼロの翼が、様々な子どもたちとその親と向き合い、ともに成長していく姿をハートフルに綴っていく。

(C)フジテレビ

「踊る大捜査線」シリーズ（97～24）で演じた室井慎次役をはじめ、様々なジャンルの作品に出演してきた柳葉が演じるのは、一時保護所で課長兼保育士をしている南野丞役。かつては別の児童相談所の所長を務めており、定年を迎え引退したが保育士として現場に戻った。こどもたちや職員の面々からは「じょーさん」と呼ばれ慕われていて、新しく児童相談所へきた翼はもちろん、さまざまな過去や事情がある職員たちのことを温かく見守っている。

(C)フジテレビ

「元彼の遺言状」（22）以来、約3年ぶりに月9に出演する勝村は、児童相談所の所長である桜木里治郎役で出演。予算管理や市議会での答弁対応などの事務職一筋で、所長に就任した桜木は、子どもたちや現場の職員から愛されたいという承認欲求がありながら、お金のかかるお願いをされると何かと理由をつけて逃げ回る。周囲とあつれきを生むのが嫌いで、何事も穏便に済ませたいと考えている。行き過ぎた行動で何かと問題を起こしがちな蜂村太一（風間俊介）のチームには手を焼いており、南野（柳葉）とは因縁があるよう。

「明日はもっと、いい日になる」は、7月からフジテレビで毎週月曜午後9時から放送。柳葉、勝村のコメントは、以下の通り。